アーユルヴェーダ塾ジュニャーナ塾長日記

アーユルヴェーダについて学ぶアーユルヴェーダ塾ジュニャーナを主催している「塾長」が古典書にもとづいたアーユルヴェーダのお話を日々綴っています。

冬にむかって

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

猛暑の日々から一気に涼しくなった。
この変化に夏の疲れがどっとでてくる。

アーユルヴェーダではこの時期は夏の暑さにより体は弱り、
秋の冷たい雨によってさらに体力が奪われる季節であるとされている。


さらに今年の夏は新型コロナウィルスの影響によって精神的にも疲労もしている方も多いのではないだろうか。
慣れない真夏のマスク、テレワーク、感染が蔓延するなかでの通勤、通学、自分や家族の感染の不安や心配がそれぞれあることだろう。
なかには経済的に影響が出ている方もいるだろう。
お金の問題は心の疲労度をマックスにさせる。
精神的ストレスはオージャスを減らし体を弱らせる。

体力が落ちている「今」も体に気を付けなければならないが、
次の季節である冬にむかって体調や体力を戻し心を整えていかなければならない。

気象が激しい昨今である。
再び暑さが戻るかもしれないし急激に寒くなるかもしれない。
台風シーズンでもあり台風の気圧の変化に体調が悪化するかもしれない。
季節は自分の力ではどうにもならない。
季節による心身への影響はとても大きい。
季節の変化に日々敏感になりその「時」に必要な適切な対応をしよう。

そして、冬はどのようになるかわからないが新型コロナウィルスがさらに蔓延する可能性もある。
現時点では世界からみると日本は感染者0人とはいかないまでもボチボチやれている雰囲気はある。
そのため、実はみんながビビるほどのモンではないんじゃないか的な雰囲気もある。
しかし、10月からは海外からの入国の一部制限が解禁になるという話がある。
今の日本はほぼ鎖国状態だが外国人や帰国できなかった日本人が入国してくることでボチボチコントロールできているのができなくなる可能性もある。
世界的にもなんとか経済を動かすために苦肉の策で国境を開き始めるだろう。
人が動けばウィルスも動くのが過去の感染症でわかっている。
ウィルスに怯えて家でジッとしている必要はないと思うし蔓延しないかもしれない。
それでも空振りになってもよいので用心することに越したことはない。
冬にむかって質のよい睡眠をとりバランスの良い食事をとり体を整えよう。
万が一、感染したとしても無症状か軽症で終わるようにしょう。
後遺症も残したらアカンね。
体を整えていればきっと大丈夫だ。

そして、体だけではなく心も整えよう。
秋分の日が過ぎ昼よりも夜が長くなってくる。
陽より陰、明より暗が増える。
どうしても気持ちが暗く落ち込みがちになる。
冬季鬱なんて言葉があるぐらいだ。
天気のよい日は外にでて太陽の光を浴びよう。
思い悩むことも多々あるかもしれない。
心が消耗することもあるかもしれない。
そんな時は自然のエネルギーやパワーをちょうだいしょう。

ありがたいことに太陽の光は無料だ。


新型コロナウィルスはこの冬を乗り越えれば、
世界の頭のいい人たちのおかげでワクチンなども含め何かしら明るい兆しがみえてくるはずだ。


元気があればなんでもできる。
元気にこの冬を乗り越えよう。

 

苦しみを乗り越えるヒント

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

 

生きていることが辛い時、苦しい時がある。

そんな時に少しでも思い出してもらえたらいいな、と思うことをツラツラと書いてみようと思う。

 

インドで生まれたアーユルヴェーダや仏教の考え方の根底にあるもの。

それは、

生きることは『苦しい』ということ。

生きていると避けられない苦しみがある。

避けられないものとは老い、病気、そして死。

人間は究極に言えば生まれた時から老化は始まっており完璧な健康体もない。

そして、

人間はいつかは必ず死ぬ。

ぐうたら生きようが、

全力で生きようが、

不満ばかりの人生を送ろうが、

楽しい人生を送ろうが、

つまらん人生を送ろうが、

パリピな人生を送ろうが、

貧乏だろうが、

金持ちだろうが、

遅かれ早かれ必ず死ぬ。

 

現代は医療や食事も環境も向上しアーユルヴェーダや仏教がうまれた時代に比べればずっと長く生きられるようになった。

当時は死は今よりもっと身近で大きな問題で病気や老いは死に直結していた。

今では死なないような病気で死んでしまったり30年、40年生きられればいい時代だった。

時代が時代ならば塾長なんてとっくに死んでいる。

ありがたや現代である。

 

しかし、

医療や食事や環境がどんなに進化しても死ぬ時は死ぬ。

避けられない。

老いや病気はある程度コントロールできるようにはなったがやはり避けられない。

 

避けられない、

とはどういうことかと言うと

自分の思うようにならない

と言うこと。

生きることは苦しい

とは生きることは自分の思うようにならないから苦しい、ということ。

 

老いや病気や死はとりあえずおいておいて、

私たちが日常で苦しい、辛いと思う時とは物事が自分の思うようなっていない時ではないだろうか。

自分の思っているとおりにならないから辛くて苦しい。

 

では、苦しみや辛さにどう対処したらよいのか。

 

まずは『物事は自分の思うようにならない』ってハナから思ってしまうといい。

『思うようにならない』を前提で生きていると、

思うようになると嬉しい。

思うようになっていることに感謝したり幸福を感じられる。

『思うようになる』を捨て、

『思うようにならない』が当たり前へ。

ただし、

勘違いしないでいただきたいのだか、

思うようにならないから人生を諦めることではない。

目の前の問題を無視することでもない。

思うようにならないことや目の前の問題に真摯に向き合い、

努力して時には歯を食いしばって乗り越えることで人間は成長できる。

困難なくして成長はない。

思うようになると幸福感、達成感を味わうことができ、

それが成功体験となり自信にもつながる。

努力もせずなんでも自分の思うようになっていたら、

成長や楽しみが何にもないつまらない人生だ。

成長や楽しみ、幸せを感じるために思うようにならないことや問題を解決するための努力や踏ん張りは必要だ。

 

ただし、残念ながらどんなに頑張ってもどうにもならないこともある。

どうにもならないことに執着したり自分の問題ではないことに囚われたりこだわらないことも必要だ。

諦めるのではなく、

負けることでもなく、

『受け入れる』ことだ。

 

なんでも自分が思うようにる、

なんでもコントロールできる、

それは思い上がり。

人間がコントロールできること、

思うようにできることはごくごくわずかだ。

自然災害は相変わらず起きるし、

病気もなくならない。

感染症は太古の昔からあるのに新型コロナウィルスもまだまだコントロールできていない。

 

それから、

他者もコントロールできない。

自分に自分の考え方、

生き方があるように、

他者にも他者の考え方、

生き方がある。

『こうすべき』

『あなたはこうあるべき』

『こうしたらもっと良くなるから』

『あなたのためを思って言ってるの』

と価値観を押し付けてられるほどウザいことはない。

でも、自分が他者に言われてウザいことを気がつかないうちに自分が言っていたり、

求めてしまい他者が自分の思うようにしてくれないから苦しみを感じてしまう。

他者は変えられないことを『受け入れる』

他者を『受け入れる』

 

考えが偏らないようにすることも大事だ。

人はどうしても自分の思うようにしたい、

と思うと考え方が偏ってしまう。

 

先日、俳優のMさんが亡くなった。

彼が何を求めていたかはわからない。

しかし、

なにか自分の思うようにならず思い詰めてしまったのだろう。

きっと彼も命は粗末にしてはいけない、

自死なんていけない、

仕事に穴をあけてはいけない、

と思っていたはずだ。

だけど、

何かが自分の思うようにならいないことで思い詰め、

考えが死に偏ってしまい、

それしか見えなくなってしまったのかもしれない。

自死が良いか悪かは答えがないのでここでは論じない)

難しい問題を自分だけで何とかしようとすると全体が見えなくなる。

自分だけで抱え込むと自分だけの考えに偏っていしまい問題の解決方法が見えなくなってしまう。

芸能人や友人のトラブルや悩みを見たり聞いたりしてる時は、

問題の当事者ではないので冷静、平等に物事がみれきちんとした判断ができる。

しかし、

自分のこととなると冷静、平等に判断できなくなり、

自分に不利にならないように解釈を変えてしまったり、

あやまったことを正しいと思ってしまったり、正しいことをあやまっていると思ってしまう。

 

思うようにならない時、苦しい時、辛い時は、

まず自分の考えが偏っていないかみつめ直して欲しい。

少し離れた場所から問題の全体像や自分をみてみよう。

 

特に思いつめやすい人、

そのことばかり考えてしまう人は、

思いどおりにならないことが起きる前から、

考え方が偏らないようにトレーニングしておこう。

 

誰かに相談したり、意見を聞いたり、その道のプロに頼ることも大切だ。

体の問題は医師に相談するように、

いろんな問題解決のためのプロが世の中にはいる。

自分にできないことはプロにお任せすることも問題解決の方法の一つだ。

 

人には考え方の癖がある。

思い込みや偏見は誰にでもある。

生まれ持った性格、育った環境、今いる環境によって考え方の癖は人によって違う。

考え方の癖、思い込み、偏見をなくすトレーニングのツールが瞑想やヨガである。

 

日本人は恵まれている。

人間の基本的な欲求、

衣食住が満たされたい、

平和で安全に暮らしたい

など、

私たちはあんまり考えないようなことだが、

日本人が日々当たり前に思っていることですら思うようにならない人達もいる。

自分に合わせてくれる友達や家族もいるはずだ。

思うようにならないことばかりを考えてしまうと思うようになっていることを忘れてしまう。

思うようになっていること数えると結構たくさんある。

 

私達の苦しみは己の無知によるもの。

苦しみから解放されるために正しい知識を追求しなければならない。

 

他者に寛容であれ

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

 

緊急事態宣言が解除された。

皆さんの生活に変化はあっただろうか。

変わらない方もいらっしゃるだろうが、

外出自粛をしていた方も少しずつ外出する機会も増えてくる頃だろうか。

アーユルヴェーダに興味がある方は、

健康であることに意識が高い方ばかりだ。

きっと気を緩めず慎重に行動されていることだろう。

塾長はアーユルヴェーダを勉強している人の中では健康に対する意識は低い。

しかし、

健康に無頓着な方やアーユルヴェーダに興味がない人に比べれば健康や感染予防に対して意識は高い方だろう。

 

アーユルヴェーダなどに興味があり健康意識が高い人が落ち入りやすいことがある。

それは、

健康意識が低い人に

『イラつく』

ことである。

塾長もぶっちゃけある。

 

このご時世に、

マスクをつけないで外出

大声でおしゃべり

咳エチケットを守らない

マスクなしでランニング

ソーシャルディスタンスをとらない

入店時に消毒しない

商品をベタベタさわる

夜の街のパーティーピーポー

...などなど

 

さすがに胸ぐらをつかんで『マスクせんかい!ボケー』とはならないが、

マスクなしで大声でしゃべられたりすると『オイオイ、やめてくれよー(-""-;)』となる。

 

『見ない』ことが一番。

だが、

イラつくから外に出ない

と言うわけにはいかない。

あなたをイラつかせる人は世の中にはたくさんいる。

イライラすると肉体的にも精神的にも疲れる。

最悪、イライラしすぎて病気になってしまうかもしれない。

自粛警察の仲間入りをして警察につかまるかもしれない。

病気にならないように、

自粛警察にならないように、

自分で自分をコントロールする術をみつけよう。

 

世の中には健康意識が低い人、高い人

いろんな人がいる。

健康意識があなたより高い人もいる。

その人からみればあなたにイラついてるかもしれない。

マスクをしない人は、

実は、スエーデン方式の集団感染して集団免疫をつけるのがオシの人なのかもしれない。

価値観はさまざまである。

 

人は、

『我が!我が!我が絶対に正しい!』

となる。

我が!

となった時に

『はたして我は本当に正しいのだろうか?』

と振り返ることができる人に学びがあり成長があると思わないか?

 

塾長が他人にイラついた時に呟く言葉がある。

『他者に寛容であれ』

 

寛容の意味

心が広くて、よく人の言動を受け入れること。

他の罪や欠点などをきびしく責めないこと。

また、そのさま。(goo辞典)

 

自分と他者との違いにみんなが寛容であれば、

紛争や医療に携わる人々への差別、米国での暴力、SNSでの誹謗中傷...

さまざまな問題は起こらないかもしれない。

 

他者に厳しい人

他者に寛容な人

 

あなたはどちら?

 

 

 

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横浜.大桟橋に停泊中の飛鳥II

また自由に世界を旅できる日は必ずくる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

健康意識が高い人、低い人、世の中には色んな人がいる。

 

 

食細うして心広かれ

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

今回はアーユルヴェーダと江戸時代のお話。

現在のNHKの大河ドラマ麒麟がくる」の主役は戦国武将・明智光秀である。
光秀は織田信長本能寺の変で討った後、

豊臣秀吉による信長の弔い合戦により敗北。
農民の襲撃を受けて殺された、と歴史の授業で習ったのを覚えてるかい?

この光秀に関する有名な都市伝説がある。
光秀は秀吉との合戦後、実は生き延びて「天海(てんかい)」というお坊さんになり、江戸幕府・初代将軍である徳川家康、2代将軍・秀忠、3代将軍・家光のブレーンになった、という都市伝説がある。
ご興味がある方は「明智光秀 天海」でググればたくさん出てくる。

YouTubeでも都市伝説としておもしろい動画がたくさんアップされているので暇つぶしにみていただけたらと思う。

「光秀=天海」説を信じるか、信じないかはあなた次第だが、

この天海は東の比叡山と言われる東京の上野の寛永寺を創建したり、

風水をつかって江戸の町づくりをした、とも言われ相当頭が良かったとされている。
そして、天海は徳川家康を祀る栃木県の世界遺産日光東照宮」を勧請した人物だ。

この天海というお坊さんは賢いだけではなく江戸時代では珍しく大変長寿だったとされている。
寿命が40才行くか行かないかの江戸時代に108才で亡くなったとされている(諸説あり)
100才を超えても現役で家光にいろいろアドバイスをしていた、とも言われている。
90才で亡くなったという説もあるが90才でもなかなかのご長寿である。

その超ご長寿の天海が長生きの秘訣を問われ、このように答えている。

気は長く 勤めはかたく 色薄く 食細うして 心広かれ

「短気にならず、まじめに仕事をこなし、色薄く(恋愛や性欲は抑える)、食事は腹八分目にして、心を広く持ちなさい」ということだ。
実にアーユルヴェーダ的な言葉だ。
インドで発祥した仏教である。
仏教の僧侶の暮らし方に関することはアーユルヴェーダの教えがふんだんに盛り込まれているということもあるのだろう。


その他にも

心正直 日湯 陀羅尼(だらに) 時々御風下(ごふうか)遊ばさるべし

というのもある。
正直に生き、毎日の入浴して、陀羅尼はお経を読む(仏に祈りを捧げる)ということ。
下風とは「おなら」のこと。
アーユルヴェーダでも、心正しく生きることがすすめられ、身体を清浄にすること、祈りをささげることが健康であるためにすべきこととされる。
また「おなら」といった身体からでるものを我慢すると病気になるので我慢してはならない、とされている。
日本の歴史の中に仏教を通じてアーユルヴェーダがあるのを探すのもおもしろい。

また、天海をリスペクトしていた徳川家康の寿命も75才と江戸初期の人としては長寿だった。
家康は健康マニアだったのは有名である。
「命は食にあり」を座右の銘としていたそうだ。
天海が好んだ納豆、クコなどの食材を食べていたとされている。
家康は鷹狩りが好きで山にはいって鷹狩りをするのは、軍事訓練的な要素もあっただろうが、山を歩くことで健康維持を目的にしていたのではないかとされている。
最期は鯛の天ぷらを食べて食あたりをおこしてそれが原因となり亡くなったとされている(胃がん説もあり)。
家康は江戸には住んでおらず、息子にさっさと家督を譲り駿府(今の静岡県)に住みながら裏で政権を動かしていたとされている。
静岡県は現代でも温暖で海の幸、山の幸が豊富な県だ。
鯛を食べて食あたりをおこした、ということは魚も食べていたということだ。

その土地の新鮮な物を食べなさい、適度に運動をしなさい、というのもアーユルヴェーダも教えである。
家康は新鮮な魚や山菜などを食べ、運動もして健康維持に励んでいたと想像ができる。

 

江戸幕府は260年以上続くが一つの政権がこんなにも長く続くのは今も昔も世界的にも珍しい。
たいていはどこの国も諸外国から攻められたり、反政府勢力により内乱がおきて同じ政権が長く続くことはない。
苦しい戦国時代乗り越え天下統一を果たした家康や厳しい時代を知る天海が長生きをすることで、平和な国づくりのための地固めをしたために平和な国家が作られたのだ。

 

己の欲望を抑え、健康で長生きすることで世の中の役に立つ。
素晴らしいことである。
新型コロナウィルスが蔓延する今、我々も家康や天海を見習って

「己の欲望を抑えて健康でいる」ことが世の中

に役に立つのではないだろうか。

 

 

おまけ

実は日光東照宮マニアでもある塾長。

天海がマネジメントして家康を神に祀った日光東照宮にもいろいろミステリアスなことがあっておもしろいのですよ。

興味があったら以下の本をオススメします。

https://www.amazon.co.jp/世界遺産-聖地日光-下野新聞社編集局/dp/488286620X/ref=sr_1_3?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E8%81%96%E5%9C%B0%E6%97%A5%E5%85%89&qid=1589785208&sr=8-3

 

https://www.amazon.co.jp/日光東照宮の謎-講談社現代新書-高藤-晴俊/dp/4061492926/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E6%97%A5%E5%85%89%E6%9D%B1%E7%85%A7%E5%AE%AE%E3%81%AE%E8%AC%8E&qid=1589785382&sr=8-1

アイツらは心の緩みを待っている

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

 

今週にも緊急事態宣言が北海道、東京、神奈川、埼玉、大阪、兵庫以外は解除されるという雰囲気になってきた。

ただ、みなさんご存知のとおり新型コロナウィルスがなくなったわけではない。

緊急事態宣言が解除され人が動き出せば再び感染が広がる。

第2波、3波がくる可能性は大いにある。

 

人間の気の緩み、心の緩みがウィルスにとっては人間の体に侵入し、人間の体をのっとる最大のチャンスだ。

ウィルスがニヤニヤしながら人間の気が緩むのを手ぐすねを引いて待っている。

 

ついマスクを外したり、つい手洗いをおろそかにしたり、つい友達と久しぶりー!stay home中なにしてたー?とワイワイ騒いだりすることなどで感染してしまう可能性はある。

今まで頑張ってきた努力が、ちょっとした気の緩みで台無しになる可能性がある。

緊急事態宣言が解除されることで、

むしろ気を引き締めなければならない。

 

そしてこれからは暑くなる。

アーユルヴェーダ的に言えば、

太陽の熱はオージャスを枯らし体力を奪うとされる。

夏は体力が一番弱まる季節だ。

日本の暑さや湿気によりウィルスが不活性化される、なんて話もある。

しかし、蒸し暑い東南アジアなどでも蔓延していることを考えるとあまり夏に過度な期待をしてはいけないと思う。

むしろ、暑さで体力が弱くなり、消化力が弱り、食欲がなくなり、寝苦しさで寝不足になり感染リスクが高まる可能性がある。

今までと違った環境になり肉体的に疲れている方。

怒り、不安、悲しみなどで精神的に疲れている方。

すでにオージャスが減っている可能性がある。

オージャスつまり免疫力、生命力が減ればウィルスに乗っ取られる。

今からオージャスを満たしておこう。

 

 

↓↓こんなヤツらが悪い顔をして待ってるぞっ!

気をつけろ!

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優しい気持ちを広げすぎない

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

 

優しい人、素直な人、健康意識の高い人のありがちな傾向。

みんなの事を心配して様々なネット情報をSNSでシェアしたりチェーンメールを鵜呑みにして拡散する方がいる。

 

 

他者を思いやる心は本当に素晴らしい。

今の日本や世界に必要なことは「他者を思いやる優しい気持ち」である。

 

しかし『情報の拡散』と『思いやる気持ち』は別だ。

新型コロナウィルスは新型である故、

本当のことはまだ誰にもまだわからないし、

この先どうなるのかはわからない。

世界の超〜頭が良い人たちが絶賛考え中だ。

今ある情報が正しいのか、正しくないのか、

なんて、我々素人ごときにわかるはずがない。

新型コロナウィルスは最初は若者や子供は感染しない、感染しても重症化しない、

と言われたが、今は若者や子供も感染している。

最初の話はなんだったんだ、という感じだ。

 

強靭なメンタルをもっている人

もしくは

超ウルトラ鈍感な人

以外は情報のシェアや拡散はやめておこう。

 

なぜなら、

情報をシェアするために底無しの情報の沼にドンドンはまり込んでいく。

毎日新しい情報がでてくる。

一緒にデマやフェイクニュースもでてくる。

気がつかないうちに沼から抜け出せなくなる。

情報に一喜一憂し心が揺さぶられる。

心は物質だ。

物は使い過ぎれば傷み、最後は壊れる。

 

自分がシェアした情報がフェイクニュースだったりチェーンメールだったと気づけば、

自分がやってしまったことに心は傷つく。

あなたの情報がデマやチェーンメールだったとしても、

優しい友達はあなたを傷つけないようになにも言わないかもしれない。

友達はあなたの行動に悲しんでいるかもしれない。

友達はあなたに呆れてるかもしれない。

友達はあなたが流す莫大な情報に疲れてしまっているかもしれない。

そんな友達がいるかもしれないと気がつけば、あなたの心が揺れ動き、疲れてしまう。

 

新型コロナウィルスは簡単には終わらない。

感染者数はワクチンや特効薬ができない限りは増え続ける、とみんな気がついている。

医療が脆弱な国からの情報も増え、悲しいニュースも増えることもわかっている。

感染者が増えると亡くなる方の数も増えることもわかっている

それは必然だ、とみんなすでに理解している。

善意で一生懸命情報をシェアし続けても増える続ける感染者数に心が負ける。

また、世の中には一定数のおバカもいる。

こんなに自分は頑張っているのに、

言うことを聞かないおバカのニュースにイライラさせれる。

そして、怒りも心を疲れさせる。

 

優しい人は自分のまわりだけや日本だけではなく世界中の人々の幸せと健康を願ってしまう。

優しい気持ちを広げれば、広げるほど自分の無力さに心が折れ最後には崩壊する。

優しさや思いやりは大切だ。

しかし、あなたの優しさや思いやりが、

あなたの繊細な心を壊していく。

心が病気になると、

眠れなくなったり、

ご飯が食べられなくなったり、

逆に過食になり、

生活が乱れ、

オージャスが減り肉体の病気になる。 

正しい判断ができなくなる。

自分の課題や役割(ダルマ)ではないことまでに範囲を広げると心が崩壊する。

メンタルが最強で何を言われても、

何が起きても壊れない心をお持ちなら良い。

超鈍感で何も気が付かないのなら良い。

しかし、みなさんは最強メンタルを持っていないし超鈍感でもないはずだ。

 

まずは情報は少なくしょう。

確実な情報元から得るようにしょう。

そして、得た情報は自分だけにとどめておこう。

不安や心配が強い家族がいる場合には、

情報量をあえて減らしたり、言い方に注意して不安にならないようにしょう。

自分や家族だけのことに集中して、

今、自分ができること、

今、やるべき仕事を粛々とやろう。

当たり前のことをただ当たり前にやる。

今はそれが世の中とって一番良い行いだ。

 

新型コロナウィルスにかからないのはもちろんだが、

今は医療機関にお世話にならないように他の病気や怪我にも注意しょう。

 

そして、家でできる楽しみをみつけよう。

頑張っている人、苦しんでいる人がいるのに楽しんではいけない、など思ってはいけない。

あなたがあなたがやれることをやり、肉体的、精神的に元気であること。

これが結果的に世界を救うのだ。

 

情報を探してシェアしまくることがあなたの仕事ではない。

 

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備える ⑤経済の備え

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

 

「経済の備え」について。


アーユルヴェーダの元祖テキストである「チャラカ・サンヒター」では、
お金を稼ぐことも大切であると言っている。
古代インドではお金関しては2つの大きな考えがある。


まずは全てを捨てて出家して修行者として生きて行く方法がある。
家族やお金も全て手離し托鉢(生きるために必要な最低限の食料などを家々をまわって頂戴すること)しながら生きて行く方法。
出家者として生きて行くにはお金はいらない。

 

もう一つの生き方は、

正しい方法で働き

正しくお金を稼ぎ

正しくお金を使い

人生を楽しむ一般的な生き方。

私達はこちらだ。

アーユルヴェーダは修行者向けではない。

一般人に向けたものである。
そのため、お金を稼ぐ理由が述べられる。

健康でなければお金は稼げないと教える。

 

確かにお金がないと医療は受けられない。

日本は健康保険があるとは言え無料ではない。
ちょっとした体調不良であれば薬局で簡単に市販薬を買うこともできる。
お金があれば栄養のある食べ物を手に入れることもできる。
お金があれば身を守るための家やマスク、石鹸を手に入れることができる。
お金があれば保険がきかない先進医療やアーユルヴェーダなどの治療を受けることができる。
お金がないとストレスで病気になってしまうかもしれない。
お金がないと泥棒や人をだましてお金を奪ったりし解脱の道からも外れてしまうかもしれない。
肉体的、精神的な健康、そして解脱のためには「お金」を稼ぐこと大切であると教える。


今回の新型コロナウィルスの蔓延で、

収入が減った方

変わらない方

増えた方

職を失った方

職を得た方

何も変わらない方...

様々な方がいるだろう。
それぞれの状況はちがうだろうが「お金」の価値観が変わった方も多くいるだろう。

やっぱり「お金」は大切だよね、と改めて思ったのではないだろうか。

お金の価値感が変わる、と言うことは自分の働き方や生き方も変わる。

 

新型コロナウィルスのワクチンや特効薬ができない限りは残念ながら不景気は続くだろう。

働き方も変わるだろう。
しかし、ワクチンや特効薬ができれば景気は回復する。
落ち込みが激しい分、反動は大きく好景気がくるもかもしれない。
しかし、生きているといろいろなことが起きる。
新型コロナウィルスが終息する日は必ず来る。
しかし、災害も来るかもしれない。
戦争が起きるかもしれない。
思わぬ病気やケガで働けなくなるかもしれない。
また新たな感染症が流行するかもしれない。

経済をまわすことももちろん大切だ。
稼いだお金で人生を楽しむことも大切だ。

しかし、何が起きても肉体的、精神的に健康であるために節約や貯金も大事であり、

お金を稼ぐための技術や知識をもつことも必要だ。

 

病気の治療をする場合、

あらゆることを予測して準備をする。

薬を投与する場合や手術をする場合、

副作用が出た時のこと、

なにかトラブルが起きたときのこと、

あらゆることを予測して副作用に対処する薬や道具を用意しておく。

そうすることで、安心して治療を施すことも受けることもできる。

行き当たりばったりで手術されたり、

一か八かで薬の投与をされることほど怖いものはない。

それと同じで、私達も生きていく上で自分に起きそうな出来事を予測し準備をしておく。

そうすることで安心して生きていける。

そして、不安もなくなる。

なんの準備もないから不安になる。

自分に起こるであろうこと、

自分に起きたら困ることを予測して、

肉体的、物質的、経済的に粛々と準備をする。

病気になる事を予測して健康診断を受けたり医療保険をかけておく。

収入がなくなった時のために貯金をしたり収入保険をかける。

アーユルヴェーダの体質診断も体質によりなりやすい病気があるので、そう言った病気にならないように準備するためのものである。

いつなにが起きてもいいように準備をしておくと不安が減る。

まさか自分がこんな目に遭うなんて!

と事が起きてからアタフタしないように。

事が起きても「やっぱり、来たか!」と自分の予測が当たったことにニヤリとして、

準備していた道具で粛々と対処すればよい。

その道具の一つが「お金」だ。

 

しかし、お金に執着することはいけない。
執着は病気を引き起こす。
お金に執着するばかりに食べることや医療にお金を払わず病気になったら本末転倒である。

お金に執着するばかりに命を削ってまで働いてもいけない。
寄付も良い行為であり、解脱に向かわせるものだ。

お金に執着してケチっていては解脱できない。

 

どうお金と向き合っていくか。

つまり『どう生きて行くか』ということも新型コロナウィルスによってもたらされたものである。