アーユルヴェーダ塾ジュニャーナ塾長日記

アーユルヴェーダについて学ぶアーユルヴェーダ塾ジュニャーナを主催している「塾長」が古典書にもとづいたアーユルヴェーダのお話を日々綴っています。

他者に寛容であれ

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

 

緊急事態宣言が解除された。

皆さんの生活に変化はあっただろうか。

変わらない方もいらっしゃるだろうが、

外出自粛をしていた方も少しずつ外出する機会も増えてくる頃だろうか。

アーユルヴェーダに興味がある方は、

健康であることに意識が高い方ばかりだ。

きっと気を緩めず慎重に行動されていることだろう。

塾長はアーユルヴェーダを勉強している人の中では健康に対する意識は低い。

しかし、

健康に無頓着な方やアーユルヴェーダに興味がない人に比べれば健康や感染予防に対して意識は高い方だろう。

 

アーユルヴェーダなどに興味があり健康意識が高い人が落ち入りやすいことがある。

それは、

健康意識が低い人に

『イラつく』

ことである。

塾長もぶっちゃけある。

 

このご時世に、

マスクをつけないで外出

大声でおしゃべり

咳エチケットを守らない

マスクなしでランニング

ソーシャルディスタンスをとらない

入店時に消毒しない

商品をベタベタさわる

夜の街のパーティーピーポー

...などなど

 

さすがに胸ぐらをつかんで『マスクせんかい!ボケー』とはならないが、

マスクなしで大声でしゃべられたりすると『オイオイ、やめてくれよー(-""-;)』となる。

 

『見ない』ことが一番。

だが、

イラつくから外に出ない

と言うわけにはいかない。

あなたをイラつかせる人は世の中にはたくさんいる。

イライラすると肉体的にも精神的にも疲れる。

最悪、イライラしすぎて病気になってしまうかもしれない。

自粛警察の仲間入りをして警察につかまるかもしれない。

病気にならないように、

自粛警察にならないように、

自分で自分をコントロールする術をみつけよう。

 

世の中には健康意識が低い人、高い人

いろんな人がいる。

健康意識があなたより高い人もいる。

その人からみればあなたにイラついてるかもしれない。

マスクをしない人は、

実は、スエーデン方式の集団感染して集団免疫をつけるのがオシの人なのかもしれない。

価値観はさまざまである。

 

人は、

『我が!我が!我が絶対に正しい!』

となる。

我が!

となった時に

『はたして我は本当に正しいのだろうか?』

と振り返ることができる人に学びがあり成長があると思わないか?

 

塾長が他人にイラついた時に呟く言葉がある。

『他者に寛容であれ』

 

寛容の意味

心が広くて、よく人の言動を受け入れること。

他の罪や欠点などをきびしく責めないこと。

また、そのさま。(goo辞典)

 

自分と他者との違いにみんなが寛容であれば、

紛争や医療に携わる人々への差別、米国での暴力、SNSでの誹謗中傷...

さまざまな問題は起こらないかもしれない。

 

他者に厳しい人

他者に寛容な人

 

あなたはどちら?

 

 

 

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横浜.大桟橋に停泊中の飛鳥II

また自由に世界を旅できる日は必ずくる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

健康意識が高い人、低い人、世の中には色んな人がいる。

 

 

食細うして心広かれ

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

今回はアーユルヴェーダと江戸時代のお話。

現在のNHKの大河ドラマ麒麟がくる」の主役は戦国武将・明智光秀である。
光秀は織田信長本能寺の変で討った後、

豊臣秀吉による信長の弔い合戦により敗北。
農民の襲撃を受けて殺された、と歴史の授業で習ったのを覚えてるかい?

この光秀に関する有名な都市伝説がある。
光秀は秀吉との合戦後、実は生き延びて「天海(てんかい)」というお坊さんになり、江戸幕府・初代将軍である徳川家康、2代将軍・秀忠、3代将軍・家光のブレーンになった、という都市伝説がある。
ご興味がある方は「明智光秀 天海」でググればたくさん出てくる。

YouTubeでも都市伝説としておもしろい動画がたくさんアップされているので暇つぶしにみていただけたらと思う。

「光秀=天海」説を信じるか、信じないかはあなた次第だが、

この天海は東の比叡山と言われる東京の上野の寛永寺を創建したり、

風水をつかって江戸の町づくりをした、とも言われ相当頭が良かったとされている。
そして、天海は徳川家康を祀る栃木県の世界遺産日光東照宮」を勧請した人物だ。

この天海というお坊さんは賢いだけではなく江戸時代では珍しく大変長寿だったとされている。
寿命が40才行くか行かないかの江戸時代に108才で亡くなったとされている(諸説あり)
100才を超えても現役で家光にいろいろアドバイスをしていた、とも言われている。
90才で亡くなったという説もあるが90才でもなかなかのご長寿である。

その超ご長寿の天海が長生きの秘訣を問われ、このように答えている。

気は長く 勤めはかたく 色薄く 食細うして 心広かれ

「短気にならず、まじめに仕事をこなし、色薄く(恋愛や性欲は抑える)、食事は腹八分目にして、心を広く持ちなさい」ということだ。
実にアーユルヴェーダ的な言葉だ。
インドで発祥した仏教である。
仏教の僧侶の暮らし方に関することはアーユルヴェーダの教えがふんだんに盛り込まれているということもあるのだろう。


その他にも

心正直 日湯 陀羅尼(だらに) 時々御風下(ごふうか)遊ばさるべし

というのもある。
正直に生き、毎日の入浴して、陀羅尼はお経を読む(仏に祈りを捧げる)ということ。
下風とは「おなら」のこと。
アーユルヴェーダでも、心正しく生きることがすすめられ、身体を清浄にすること、祈りをささげることが健康であるためにすべきこととされる。
また「おなら」といった身体からでるものを我慢すると病気になるので我慢してはならない、とされている。
日本の歴史の中に仏教を通じてアーユルヴェーダがあるのを探すのもおもしろい。

また、天海をリスペクトしていた徳川家康の寿命も75才と江戸初期の人としては長寿だった。
家康は健康マニアだったのは有名である。
「命は食にあり」を座右の銘としていたそうだ。
天海が好んだ納豆、クコなどの食材を食べていたとされている。
家康は鷹狩りが好きで山にはいって鷹狩りをするのは、軍事訓練的な要素もあっただろうが、山を歩くことで健康維持を目的にしていたのではないかとされている。
最期は鯛の天ぷらを食べて食あたりをおこしてそれが原因となり亡くなったとされている(胃がん説もあり)。
家康は江戸には住んでおらず、息子にさっさと家督を譲り駿府(今の静岡県)に住みながら裏で政権を動かしていたとされている。
静岡県は現代でも温暖で海の幸、山の幸が豊富な県だ。
鯛を食べて食あたりをおこした、ということは魚も食べていたということだ。

その土地の新鮮な物を食べなさい、適度に運動をしなさい、というのもアーユルヴェーダも教えである。
家康は新鮮な魚や山菜などを食べ、運動もして健康維持に励んでいたと想像ができる。

 

江戸幕府は260年以上続くが一つの政権がこんなにも長く続くのは今も昔も世界的にも珍しい。
たいていはどこの国も諸外国から攻められたり、反政府勢力により内乱がおきて同じ政権が長く続くことはない。
苦しい戦国時代乗り越え天下統一を果たした家康や厳しい時代を知る天海が長生きをすることで、平和な国づくりのための地固めをしたために平和な国家が作られたのだ。

 

己の欲望を抑え、健康で長生きすることで世の中の役に立つ。
素晴らしいことである。
新型コロナウィルスが蔓延する今、我々も家康や天海を見習って

「己の欲望を抑えて健康でいる」ことが世の中

に役に立つのではないだろうか。

 

 

おまけ

実は日光東照宮マニアでもある塾長。

天海がマネジメントして家康を神に祀った日光東照宮にもいろいろミステリアスなことがあっておもしろいのですよ。

興味があったら以下の本をオススメします。

https://www.amazon.co.jp/世界遺産-聖地日光-下野新聞社編集局/dp/488286620X/ref=sr_1_3?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E8%81%96%E5%9C%B0%E6%97%A5%E5%85%89&qid=1589785208&sr=8-3

 

https://www.amazon.co.jp/日光東照宮の謎-講談社現代新書-高藤-晴俊/dp/4061492926/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E6%97%A5%E5%85%89%E6%9D%B1%E7%85%A7%E5%AE%AE%E3%81%AE%E8%AC%8E&qid=1589785382&sr=8-1

アイツらは心の緩みを待っている

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

 

今週にも緊急事態宣言が北海道、東京、神奈川、埼玉、大阪、兵庫以外は解除されるという雰囲気になってきた。

ただ、みなさんご存知のとおり新型コロナウィルスがなくなったわけではない。

緊急事態宣言が解除され人が動き出せば再び感染が広がる。

第2波、3波がくる可能性は大いにある。

 

人間の気の緩み、心の緩みがウィルスにとっては人間の体に侵入し、人間の体をのっとる最大のチャンスだ。

ウィルスがニヤニヤしながら人間の気が緩むのを手ぐすねを引いて待っている。

 

ついマスクを外したり、つい手洗いをおろそかにしたり、つい友達と久しぶりー!stay home中なにしてたー?とワイワイ騒いだりすることなどで感染してしまう可能性はある。

今まで頑張ってきた努力が、ちょっとした気の緩みで台無しになる可能性がある。

緊急事態宣言が解除されることで、

むしろ気を引き締めなければならない。

 

そしてこれからは暑くなる。

アーユルヴェーダ的に言えば、

太陽の熱はオージャスを枯らし体力を奪うとされる。

夏は体力が一番弱まる季節だ。

日本の暑さや湿気によりウィルスが不活性化される、なんて話もある。

しかし、蒸し暑い東南アジアなどでも蔓延していることを考えるとあまり夏に過度な期待をしてはいけないと思う。

むしろ、暑さで体力が弱くなり、消化力が弱り、食欲がなくなり、寝苦しさで寝不足になり感染リスクが高まる可能性がある。

今までと違った環境になり肉体的に疲れている方。

怒り、不安、悲しみなどで精神的に疲れている方。

すでにオージャスが減っている可能性がある。

オージャスつまり免疫力、生命力が減ればウィルスに乗っ取られる。

今からオージャスを満たしておこう。

 

 

↓↓こんなヤツらが悪い顔をして待ってるぞっ!

気をつけろ!

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優しい気持ちを広げすぎない

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

 

優しい人、素直な人、健康意識の高い人のありがちな傾向。

みんなの事を心配して様々なネット情報をSNSでシェアしたりチェーンメールを鵜呑みにして拡散する方がいる。

 

 

他者を思いやる心は本当に素晴らしい。

今の日本や世界に必要なことは「他者を思いやる優しい気持ち」である。

 

しかし『情報の拡散』と『思いやる気持ち』は別だ。

新型コロナウィルスは新型である故、

本当のことはまだ誰にもまだわからないし、

この先どうなるのかはわからない。

世界の超〜頭が良い人たちが絶賛考え中だ。

今ある情報が正しいのか、正しくないのか、

なんて、我々素人ごときにわかるはずがない。

新型コロナウィルスは最初は若者や子供は感染しない、感染しても重症化しない、

と言われたが、今は若者や子供も感染している。

最初の話はなんだったんだ、という感じだ。

 

強靭なメンタルをもっている人

もしくは

超ウルトラ鈍感な人

以外は情報のシェアや拡散はやめておこう。

 

なぜなら、

情報をシェアするために底無しの情報の沼にドンドンはまり込んでいく。

毎日新しい情報がでてくる。

一緒にデマやフェイクニュースもでてくる。

気がつかないうちに沼から抜け出せなくなる。

情報に一喜一憂し心が揺さぶられる。

心は物質だ。

物は使い過ぎれば傷み、最後は壊れる。

 

自分がシェアした情報がフェイクニュースだったりチェーンメールだったと気づけば、

自分がやってしまったことに心は傷つく。

あなたの情報がデマやチェーンメールだったとしても、

優しい友達はあなたを傷つけないようになにも言わないかもしれない。

友達はあなたの行動に悲しんでいるかもしれない。

友達はあなたに呆れてるかもしれない。

友達はあなたが流す莫大な情報に疲れてしまっているかもしれない。

そんな友達がいるかもしれないと気がつけば、あなたの心が揺れ動き、疲れてしまう。

 

新型コロナウィルスは簡単には終わらない。

感染者数はワクチンや特効薬ができない限りは増え続ける、とみんな気がついている。

医療が脆弱な国からの情報も増え、悲しいニュースも増えることもわかっている。

感染者が増えると亡くなる方の数も増えることもわかっている

それは必然だ、とみんなすでに理解している。

善意で一生懸命情報をシェアし続けても増える続ける感染者数に心が負ける。

また、世の中には一定数のおバカもいる。

こんなに自分は頑張っているのに、

言うことを聞かないおバカのニュースにイライラさせれる。

そして、怒りも心を疲れさせる。

 

優しい人は自分のまわりだけや日本だけではなく世界中の人々の幸せと健康を願ってしまう。

優しい気持ちを広げれば、広げるほど自分の無力さに心が折れ最後には崩壊する。

優しさや思いやりは大切だ。

しかし、あなたの優しさや思いやりが、

あなたの繊細な心を壊していく。

心が病気になると、

眠れなくなったり、

ご飯が食べられなくなったり、

逆に過食になり、

生活が乱れ、

オージャスが減り肉体の病気になる。 

正しい判断ができなくなる。

自分の課題や役割(ダルマ)ではないことまでに範囲を広げると心が崩壊する。

メンタルが最強で何を言われても、

何が起きても壊れない心をお持ちなら良い。

超鈍感で何も気が付かないのなら良い。

しかし、みなさんは最強メンタルを持っていないし超鈍感でもないはずだ。

 

まずは情報は少なくしょう。

確実な情報元から得るようにしょう。

そして、得た情報は自分だけにとどめておこう。

不安や心配が強い家族がいる場合には、

情報量をあえて減らしたり、言い方に注意して不安にならないようにしょう。

自分や家族だけのことに集中して、

今、自分ができること、

今、やるべき仕事を粛々とやろう。

当たり前のことをただ当たり前にやる。

今はそれが世の中とって一番良い行いだ。

 

新型コロナウィルスにかからないのはもちろんだが、

今は医療機関にお世話にならないように他の病気や怪我にも注意しょう。

 

そして、家でできる楽しみをみつけよう。

頑張っている人、苦しんでいる人がいるのに楽しんではいけない、など思ってはいけない。

あなたがあなたがやれることをやり、肉体的、精神的に元気であること。

これが結果的に世界を救うのだ。

 

情報を探してシェアしまくることがあなたの仕事ではない。

 

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備える ⑤経済の備え

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

 

「経済の備え」について。


アーユルヴェーダの元祖テキストである「チャラカ・サンヒター」では、
お金を稼ぐことも大切であると言っている。
古代インドではお金関しては2つの大きな考えがある。


まずは全てを捨てて出家して修行者として生きて行く方法がある。
家族やお金も全て手離し托鉢(生きるために必要な最低限の食料などを家々をまわって頂戴すること)しながら生きて行く方法。
出家者として生きて行くにはお金はいらない。

 

もう一つの生き方は、

正しい方法で働き

正しくお金を稼ぎ

正しくお金を使い

人生を楽しむ一般的な生き方。

私達はこちらだ。

アーユルヴェーダは修行者向けではない。

一般人に向けたものである。
そのため、お金を稼ぐ理由が述べられる。

健康でなければお金は稼げないと教える。

 

確かにお金がないと医療は受けられない。

日本は健康保険があるとは言え無料ではない。
ちょっとした体調不良であれば薬局で簡単に市販薬を買うこともできる。
お金があれば栄養のある食べ物を手に入れることもできる。
お金があれば身を守るための家やマスク、石鹸を手に入れることができる。
お金があれば保険がきかない先進医療やアーユルヴェーダなどの治療を受けることができる。
お金がないとストレスで病気になってしまうかもしれない。
お金がないと泥棒や人をだましてお金を奪ったりし解脱の道からも外れてしまうかもしれない。
肉体的、精神的な健康、そして解脱のためには「お金」を稼ぐこと大切であると教える。


今回の新型コロナウィルスの蔓延で、

収入が減った方

変わらない方

増えた方

職を失った方

職を得た方

何も変わらない方...

様々な方がいるだろう。
それぞれの状況はちがうだろうが「お金」の価値観が変わった方も多くいるだろう。

やっぱり「お金」は大切だよね、と改めて思ったのではないだろうか。

お金の価値感が変わる、と言うことは自分の働き方や生き方も変わる。

 

新型コロナウィルスのワクチンや特効薬ができない限りは残念ながら不景気は続くだろう。

働き方も変わるだろう。
しかし、ワクチンや特効薬ができれば景気は回復する。
落ち込みが激しい分、反動は大きく好景気がくるもかもしれない。
しかし、生きているといろいろなことが起きる。
新型コロナウィルスが終息する日は必ず来る。
しかし、災害も来るかもしれない。
戦争が起きるかもしれない。
思わぬ病気やケガで働けなくなるかもしれない。
また新たな感染症が流行するかもしれない。

経済をまわすことももちろん大切だ。
稼いだお金で人生を楽しむことも大切だ。

しかし、何が起きても肉体的、精神的に健康であるために節約や貯金も大事であり、

お金を稼ぐための技術や知識をもつことも必要だ。

 

病気の治療をする場合、

あらゆることを予測して準備をする。

薬を投与する場合や手術をする場合、

副作用が出た時のこと、

なにかトラブルが起きたときのこと、

あらゆることを予測して副作用に対処する薬や道具を用意しておく。

そうすることで、安心して治療を施すことも受けることもできる。

行き当たりばったりで手術されたり、

一か八かで薬の投与をされることほど怖いものはない。

それと同じで、私達も生きていく上で自分に起きそうな出来事を予測し準備をしておく。

そうすることで安心して生きていける。

そして、不安もなくなる。

なんの準備もないから不安になる。

自分に起こるであろうこと、

自分に起きたら困ることを予測して、

肉体的、物質的、経済的に粛々と準備をする。

病気になる事を予測して健康診断を受けたり医療保険をかけておく。

収入がなくなった時のために貯金をしたり収入保険をかける。

アーユルヴェーダの体質診断も体質によりなりやすい病気があるので、そう言った病気にならないように準備するためのものである。

いつなにが起きてもいいように準備をしておくと不安が減る。

まさか自分がこんな目に遭うなんて!

と事が起きてからアタフタしないように。

事が起きても「やっぱり、来たか!」と自分の予測が当たったことにニヤリとして、

準備していた道具で粛々と対処すればよい。

その道具の一つが「お金」だ。

 

しかし、お金に執着することはいけない。
執着は病気を引き起こす。
お金に執着するばかりに食べることや医療にお金を払わず病気になったら本末転倒である。

お金に執着するばかりに命を削ってまで働いてもいけない。
寄付も良い行為であり、解脱に向かわせるものだ。

お金に執着してケチっていては解脱できない。

 

どうお金と向き合っていくか。

つまり『どう生きて行くか』ということも新型コロナウィルスによってもたらされたものである。

 

備える ④物の備え

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

今回は「物の備え」について。

 

4月7日に7都府県に緊急事態宣言がだされた。
感染は広まる一方だが「正しく恐れて平常心」でいて欲しい。

 

7都府県以外の皆さまは自分の住む場所には出てないから安心、とは思わず、
「明日は我が身」だと思ってほしい。
新型コロナウィルスに限らず「流行」というものは大きな都市から始まってじわじわと地方に広まって行く。
例えば、タピオカブームも東京の原宿や渋谷から始まってじわじわと各地に広まっていった。
ド級の田舎に住んでいる友人曰く「東京で流行った物が東京で消えた頃に我が町で流行る」と名言?を吐いていた。
タピオカブームと新型コロナウィルスを一緒にするのもどうかと思うが、
まだ感染が拡大していない地域の方もタピオカブームより速いスピードで新型コロナブームがやってくると思って備えて欲しい。

 

体や心の備えが必要だと述べたが「物の備え」も大変重要である。
「買い占め」を推奨しているわけはないので決して勘違いされないように。

感染対策のためにも極力買い物に行く回数は減らしたほうが良い。
自分や家族が感染して隔離生活になった場合に備えておくべきである。
感染症は誰でもかかる病である。
何度も言うが、ドーシャがどう、体質がどう等は感染症には関係ない。

「塾長、どれぐらい備えればよいですか?」
「何を買っておけばよいですか?」
などとは聞かないで欲しい。

必要な物、必要な量は人それぞれ違う。
家族構成によっても違う。
隔離になっても近所に食料を運んでくれる家族や友人がいる場合
逆に、一人暮しの方や近所に誰も助けてくれる人がいない場合

など
それぞれの状況や環境によって量はかわってくる。
自分のことは自分で考え、自分で守るしかない。


あえて言うなら、物を買う前に「物の整理」と「自分の頭の中の整理」と「心を落ち着かせてから」にしよう。
物と頭が整理できていない、心が落ち着いていないと無駄なものを買ってしまいがちだ。
逆に買う必要があるものを買い忘れてリスクをおって買い物に行く羽目になる。
それから、少し未来のことも想像して買い物に行こう。
経済をまわすことは必要だが、今は無駄を省き賢く物をそろえよう。
残念ながらワクチンや特効薬が出てこない限り経済は不景気まっしぐらだ。
節約は身を助ける。

 

自宅にいる時間が増えた方は、

良い機会なのですでに実践されている方も多いと思うが断捨離や大掃除はどうだろうか?
その後に必要なものを買いに行こう。

 

今、私達は地球希望で意識の大変容が求められている。
大きく世界は変わろうしている。
人間の悪い面、社会の悪い面がたくさん浮き彫りになり淘汰、浄化されている。
この新型コロナウィルスによってみなさんも何かしら生活や価値観がかわったのではないだろうか?

本当に自分にとっているもの、いらないものを見極め本当に必要な物だけで生きて行こう。
執着や欲望を捨てた人が肉体面でも精神面でも経済面でも生き残れる。

 

断捨離、大掃除をおススメするのにはもう一つ理由がある。
チャラカ・サンヒターによる感染症の治療法の一つに「縁起の良い場所に住む」というのがある。
今から縁起の良い場所を探して引っ越しするのは大変だ。
お金も時間もかかる。
それに、今は移動しては絶対にいけない。
わざわざ縁起の良い場所に引っ越さなくても自分で縁起の良い場所を作ることができる。
それは、自分の家を縁起の良い場所にすることである。
自分の家は自分を敵から守ってくれる砦である。
家を神社やお寺のように整理し美しく磨き上げることで縁起の良い場所になり、
結界を作ってくれ自分を守ってくれる。

この時を乗り切るのは、手もそうだが体も心も環境も「清潔・清浄」であることだ。

 

また、掃除は瞑想でもある。
修行僧の生活は8割が掃除だそうだ。
掃除が修行であり自分の煩悩をゴミと一緒に掃き清めるそうだ。
確かに、一生懸命、窓掃除や風呂掃除をしていると余計なことを考えず無心で磨いていることがある。
無心でなくても汚れを落とすことだけを考えていると嫌なことイライラしていることを忘れてしまうこともある。
きれいになった窓や風呂をみると気持ちがすっきりし達成感で心が満足する。
掃除は心の落着きになるので、心が不安定になっている方、イライラして瞑想ができない方は是非とも掃除をしてみて欲しい。
いきなり大掃除をするのではなくて一か所からやってみて欲しい。

 

それから、人間を物扱いにすることは良くないが人間も物質である。
みんなで協力しあわないとこの事態を乗り越えることはできない。
もし、自分が感染した時に助けてくれる人達は必要である。
もし、自分が死んだら引き取ってもらう家族や知人が必要になる。
なにかあった場合、家族、友人、恋人などとのよい人間関係が必要だ。
物はぶっちゃけ今は大抵の物は手に入る。
良い人間関係は一朝一夕ではできない
日ごろの人間関係がとても大切だ。

有事には人の本来の人間性がでる。

良い友達や恋人かはその人の問題ではなく、

自分に見る目があるか、ないかだ。

 

 

とはいえ、家族の関係は根深いし難しい。
家族とは一緒にいる時間が増えた方も多いであろう。
一緒にいる時間が増えてストレスがたまっている人もいるだろう。
家族の場合は、コロナだからというよりかは、

コロナの前から関係に問題があることが多い。
一緒にいる時間が長いからこそ、あらため関係を見直す時期だと思う。
離婚や別居をすることを薦めているわけではない。
夫婦や親子、兄弟というのは、一緒にいることに意味がある。
一緒にいることで何かを学び成長しなければならない。
間違えてはいけないのは「相手を成長させること」が「あなたの仕事ではない」ということだ。
相手から自分が学び、成長することが重要である。
我慢することがあなたに必要な成長なのかもしれない。
一言いってしまうことをやめるのがあなたに必要な成長なのかもしれない。
言いたいことをちゃんと伝えることがあなたに必要な成長なのかもしれない。

相手から成長させてもらおう、と思い接していこう。

 


こんな時だから無駄にダラダラ過ごしたり不安や怒りだけで過ごすより、
人間関係も含めいろいろな物を整理してみよう。

そして、多くのことを学び、成長しよう。

そして、この新型コロナウィルスが終息したら、

前よりステップアップしていることを目指そう。

 


おまけ
塾長の独断と偏見!

感染が広まっていない地域の方にご用意しておいてもらいたいもの。

「体温計」と「体温計の電池」
都内と神奈川県は「体温計」が売り切れている。
体温計はどの家庭でも大抵1本はあると思うが、

ついでに体温計の電池(L41というボタン電池が多い)も予備を用意しておこう。
万が一にも感染した場合、体温の報告ができないと取り合ってもらえない可能性が大である。
イザ!という時に体温が測れない!などとならないように備えておこう。

塾長宅では相方とともに3月から朝・昼・晩、体温を測って記録している。
もし、感染した場合に日ごろの体温や体温の変化が報告できるようにしている。
しかし、毎日、測っていたら電池がなくなり電気屋さんに行ったら売り切れで100円ショップで売っていたので事なきを得た。

電池が売り切れとは盲点であった。


昔ながらの水銀体温計が電池の心配もなく一番良いのかもしれない。
実家のタンスとか整理したら水銀体温計が発掘されるかもしれないね。
我が家は10年ほど前に両親の遺品整理をしたら、なぜか3本電子体温計がでてきた。
捨てずにとっておいたら遺品体温計3本が現在大活躍中である。
寝室やリビングに置いていつでも測れるようにしている。

測り忘れがなく便利である。
物をため込んでいた両親に今頃感謝している。

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↑遺品体温計

同じメーカーが二本。。

謎である。

備える ③心の備え

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

 

今回は「心の備え」について。

日々増えていく新型コロナウィルスの感染者数に心がザワついたり、自分や家族の健康、経済的、物質的、将来不安などに襲われている方も多いのではないだろうか。

人それぞれ不安になること、不安の大きさは違うだろうが不安になって当たり前だ。
むしろ、この状況で不安にならない方がおかしい。
不安がない人は「外出するな」と言われているのに平気で遊びにでているおバカと一緒だ。
塾長だって偉そうなことを言っているが不安がないわけではない。
不安が決して悪いわけではない。
不安があるからみんな外出を自粛し、手洗いをしたり、免疫力アップのために食事に気を付けたりするのだ。

 

ただし、漠然とした不安を持ってはいけない。
さらには、不安によって起きる悲しみ、怒りを持ってはいけない。

度を越した不安や悲しみ、怒りなどは免疫力、生きるエネルギーであるオージャスを減らす。
オージャスが減れば病気に感染しやすくなる。
オージャスがなくなれば死ぬ。

そして、心の状態がその人の行動につながる。
心が荒れている人は行動も荒くなり人を傷つける。
心がパニックになっている人は、行動もパニックになりトイレットペーパーを買い占めたり、マスクを買うために睡眠や食事を削って朝から行列に並んだりする。

現代医学でも心のストレスは免疫システムを阻害すると言われている。
体ももちろんだが「心」も新型コロナウィルスに絶対に侵されてはいけない。
心の健康も感染予防である。

 

では、なぜ私たちは不安や悲しみ怒りが起きるのか?
私たちは目、耳、鼻、舌、皮膚(感覚)から外部にあるものを取り入れる。
なにかを見たり聞いたり、臭いをかいだり、食べ物を味わったり、皮膚に何かが触れることで心が動く。

イケメンを見れば胸がドキドキする。
どんなイケメンでも自分のタイプでなければなんとも思わない。
好きな芸能人が結婚した、と聞けば○○ロスなんて言って落ちこむ。
好きでもない芸能人の結婚した、と聞いてもロスにはならない。
ガス臭ければどこかでガス漏れしているのではと不安になる。
好きな香りを嗅ぐと心が落ち着いたり、華やかな気分になる。
おいしい物を食べると幸せな気持ちになる。
まずいものを食べると嫌な気持ちになる。
触り心地がよい物を触ると心が穏やかになる...等々

様々ものを私達は感覚器官から取り入れて心が常に動いている。

心は揺れ動いて当たり前だ。
ヨガや瞑想は心が揺れ動かないようするにすることだ。
ただし、残念ながら私達は聖者でも神様でも仏様でもないただの人である。
まったく揺れ動かないようにすることはできない。
できなくて当たり前だ。
もちろん、目指すのは良いことだけど、
できないことに苦しむ必要もない。
それも、できないことに心が揺れ動いていることである。
心とはそういうものだと受け入れる。

ブッダは心を「暴れる牛、木から木に飛び移る猿のようなもの」と例えた。
暴れまわり、あっちこっちに行くのが心なのだ。

アーユルヴェーダはヨガや瞑想をしなさいという。
呼吸やヨガのポーズに集中することで、外部からの情報を感覚器官からとりいれないことで心の揺れ動きをなくし、

精神的に安定することでオージャスを減らさず、オージャスを増やしていこう、ということだ。

大きな音がしたり、餌が目の前にあったり、おいしい餌を食べるともっとくれー!と牛や猿が暴れるので、暴れないように外からの刺激を減らすのだ。

 

不安が強い方は、まず感覚器官から何かを取り入れるのをやめよう。
特に、情報だ。
テレビをつければワイドショーで不安を煽り、
スマホをみればネットニュースやSNSで不安を煽る。
不安にならないはずがない。
そして、気になると情報を自分から情報を探しに行ってしまって負のループにおちいる。
例えば、好きなタレントさんがいるとその人のSNSをみたり、
いろんな情報をさがして出演しているとわかるとテレビや映画をみたり、
次回作はなんだろう、と次々と情報を追い続けてしまうのと同じだ。
特に悪いことの方が情報を追い続けやすい。

現代は情報の量が多すぎてネットで際限なく情報を追い続けることができてしまう。
自分で情報をさがすのをやめない限り終わることがない。
現代人の情報量は江戸時代の人の1日分、平安時代の人の一生分だそうだ。
情報量が多すぎて情報を処理する心や脳が疲労して正常ではなくなってしまうのは当然だ。

 

もちろん情報は大切だ。
最近の若者はニュースや新聞を読まないので外出自粛を知らずに遊び歩いていた、という子もいるそうだ。

 

アーユルヴェーダでは感覚器官から取り入れるものは、多すぎてもいけないし、少なすぎてもいけない、と言っている。
情報は正しい情報と必要最低限の情報だけでよい。
心が暴れそうになる情報は見たり、聞いたりしないことだ。


心は牛か猿だと思って、牛や猿に引きずらないように自分でうまいこと手なずける。
手なずけることができるようになるとどんなニュースをみても、それ真実だろうがフェイクだろうが心は揺さぶられず適切な行動をとることができる。

 

そして、心が揺さぶられないようにするには、余計なことを考えず「欲望」を捨て「ダルマ・アルタ・カーマ」を粛々と勤め励むことだ。
自分のやるべきことに集中することが心の落着きになる。


アーユルヴェーダでもこの「ダルマ・アルタ・カーマ」を実践するために心身の健康が大切であるとされている。


「ダルマ・アルタ・カーマ」の実践は特別なことではない。
人として、生物として、社会人として「当たり前」のことだ。

 

ただし「ダルマ・アルタ・カーマ」の実践には『欲望』をなくすことが必要だ。
わかりやすい例がお酒を飲みに行ったりしている人だ。
「楽しみたい」「お姉ちゃんと遊びたい」という欲望を我慢できず「経済を回している」なんて言い訳をしながら外に出歩ている人だ。
欲望を我慢できないのは無知な人間である。


「欲望」は一人一人違う。

塾長はお酒を飲まないので飲み歩きたいという欲望はない。
逆に、堂々と家にずーーーっといられるのでうれしいぐらいだ。
でも、家にいすぎもよくない。
食料も調達しなければならないし、運動不足になるし、日光にもあたらないと免疫力が下がる。
人がいない時間を狙って外に出るようにしているが、外に出るのがめんどくさい。
怠惰になりがちだ。
怠惰も楽をしたいという欲望だ。
一人一人が自分の「欲望」という悪魔に負けないように「ダルマ・アルタ・カーマ」を実践していくことが感染拡大を止めることができ、日本と世界を守ることになる。
一人の力は小さくても、みんなが力を合わせれば大きな力になる。

今のこの状況下での塾長が考える「ダルマ・アルタ・カーマ」の実践は以下である。
それぞれ、自分の「ダルマ・アルタ・カーマ」は何かを考え勤め励んで欲しい。


「ダルマ」
法・ルール・道徳まもること、使命や役割を果たすこと
手洗い・うがい、人との距離、咳エチケットなどの感染予防のルールを守る
早寝早起きなどの規則正しい生活、食事、歯磨き、運動、清浄など生物として生きるための健康であるためのルールを守る
外出自粛要請、3密にならない、買い占めをしないなどの国からのルールを守る
自分のやるべき仕事や役割を粛々とやる
自分と家族を守ると言いう役割をはたす

 

「アルタ」
働いてお金を稼ぐこと
自分の欲望や執着を捨て自分の仕事に励む。

「カーマ」
愛・(ルールや法を守って)願望を果たす、人生を楽しむ
身近な人への愛だけではなく、みえない人達をはじめて生けとし生きるもの全てに愛をもち、愛をもった行動をする。
自分のできることによって「新型コロナウィルスに打ち克つ」という願望を果たす。

「ダルマ・アルタ・カーマ」を果たすことが解脱(モークシャ)への道でもある。
モークシャは人間にとって最高の幸せである。
善き未来のためにもみんなで粛々と己のやるべきことをやろう。
それが、自己の成長にもなる。

みなさんの「ダルマ・アルタ・カーマ」もよかったら教えて欲しい。

 

おまけ

塾長の独断と偏見でみなさんのお役に立ちそうな動画や情報をみつけたらお教えしますねー。

 

  • インドのモディ首相の「CG」が呼吸法、瞑想法、ヨガを日本語版で教えてくれます。解説が淡々としててやりやすいです。https://t.co/hLri0A8PPP

 

  • インド大阪領事館のツィート

インドAYUSH省(伝統医学省)で出されアーユルヴェーダの新型コロナウィルスのセルフケア方法を日本語に訳にしていただいたものです。

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