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アーユルヴェーダ塾ジュニャーナ塾長日記

アーユルヴェーダについて学ぶアーユルヴェーダ塾ジュニャーナを主催している「塾長」が古典書にもとづいたアーユルヴェーダのお話を日々綴っています。

アーユルヴェーダって何なんよー?

アーユルヴェーダ

こんにちは。アーユルヴェーダ塾 ジュニャーナの塾長です。

今日はアーユルヴェーダって何なん?ってお話です。

アーユルヴェーダを一言で言えば「医学」だす。じゃ、医学って何なん?っていうとデジタル大辞泉様からパクると「人体や病気の本態を研究し、病気の予防・治療を行い、健康を維持するための学問」だそうな。

アーユルヴェーダの医学書のチャラカサンヒターには、人体のこと、病気のこと、病気の予防法・治療法、健康を維持するための方法がぜ~んぶ書いてあるよ。だからアーユルヴェーダは医学なんだな(裸の大将風で( ̄▽ ̄))

アーユルヴェーダの歴史は何千年も前で(歴史もそのうち気が向いたら書くねー)、顕微鏡もないしレントゲンもMRIもない時代によくまぁ人間の体のことをよくわかってるなー、っていうぐらい、現代とそう大差ないところがすごいヽ〔゚Д゚〕丿スゴイ

むしろ、現代医学はこむずかしくて素人にはよくわかんないけど、アーユルヴェーダは人間の体のこと、病気のこと、薬のこともろもろを小学生でもわかるレベルで説明してるし、病気の治療の理論もいったって簡単で理にかなっている。それがアーユルヴェーダのおもしろさの一つでもあると思うよ。

簡単って言うちゃうとアーユルヴェーダって本当に医学なん?って疑われちゃうのでアーユルヴェーダの医学書のチャラカサンヒターの目次をまとめたのでざっとみてちょうだい。

チャラカサンヒターは8巻120章からなっているよ。全部は残念ながら日本語訳はされてないけど1巻は翻訳されているよー。1巻は30章あるんだけどアーユルヴェーダの基本原則が全て書いてあるのよ。

アーユルヴェーダを勉強するなら1巻は読まないとねー。読んだだけでもダメでアーユルヴェーダは伝承医学だからちゃんと先生(師匠)から内容を説明してもらい理解しないと勉強したことにはならないよー。(ぶっちゃけ「アーユルヴェーダ勉強しましたー」って言いながら読んでない人の方がほとんどだけどねー。あっ、また余計なこと言っちゃったー (´д゚`ll))

チャラカサンヒターのこともまた気が向いたら書くねー。8巻全部は腱鞘炎になっちゃうから割愛させてもらって1巻の目次は書いてみたよー。

第1巻 総論(アーユルヴェーダの基本原則)
第2巻 原因の巻
第3巻 判断の巻
第4巻 身体の巻
第5巻 感覚器官の巻
第6巻 治療の巻
第7巻 製薬の巻
第8巻 完結の巻

第1巻
1章 長寿に関する章(病気の原因・徴候・矯正に関する原則)
2章 アパーマールガの種子(をはじめとする薬物)に関する章
3章 アーラグヴァダ(をはじめとする薬物)に関する章
4章 600種の浄化剤の基本に関する章
5章 「食事の量」に関する章
6章 季節養生法
7章 生理的衝動を抑圧しない章
8章 感覚機能の検討に関する章
9章 (医者・薬物・看護人・患者)の4本柱に関する小さい章
10章 4本柱の大きい章
11章 3つの願望に関する章
12章 ヴァータの諸機能に関する章
13章 油剤の章
14章 発汗の章
15章 準備すべきものに関する章
16章 優れた医者に関する章
17章 頭部の病気な何種類あるかに関する章
18章 3種の腫れものに関する章
19章 8種の腹の病気に関する章
20章 病気の大分類に関する章
21章 8種の難ぜられるべき人に関する章
22章 ランガナ(とプリンハナ)に関する章
23章 タルパナに関する章
24章 正しい規定による血液浄化に関する章
25章 人間と病気の由来に関する章
26章 (アートレーヤと)バドラカーピャに関する章
27章 飲食物の章
28章 飲食物の規定に関する章
29章 10のプラーナの拠り所に関する章
30章 心臓に根をもつ10の大動脈に関する章
(出典:インド医学概論 チャラカ・サンヒター 矢野道雄著)

ふぅー、疲れたぜぃ(o´Д`)=з ざっとみるとよくわかんない章もあるけど、ちゃんと医学書になってるでしょー。           


さらにアーユルヴェーダのおもしろいとこは、たんに病気の治療法とか予防法だけじゃなくて、人生論ていうか人生哲学っていうか自己啓発な部分があってこれが実におもしろい、っていうか「う~ん」って考えさせることが多いのだ。

例えば、チャラカサンヒターの1巻1章のアーユルヴェーダの定義で「有益(な人生)・無益(な人生)・幸(幸福な人生)・不幸(な人生)、寿命にとっての有益・無益、寿命の長さ、寿命そのものが説かれるものがアーユルヴェーダと言われる」ってくだりなんだど、サラって読めば「ふ~ん」で終わっちゃうんだけど、塾長は偏屈なので「有益な人生って何なん?」って思っちゃうわけですよ。で、アーユルヴェーダのおもしろい所は、ちゃんと疑問には答えを出してくれるのよ(ただし、全部勉強してみないと答えがでてこないのが難しい所でもあるけどね)

1巻の30章に有益な人生の答えがでているんですよ。

あらゆる生物の福利を望む人
他人の財産を欲しがらない人
真実を語る人
平安を旨とする人
反省する人
軽率でない人
(義務(ダルマ)・財(アルタ)・愛(カーマ)からなる)人生の3目的を互いに矛盾なく手に入れる人
尊敬に値する人を尊敬する人
知識と学問と心の平和を自分ものとしている人
老人をいたわる人
愛欲・怒り・妬み・慢心・誇りの感情をよく制御する人
常にいろいろお布施をする人(別に神社やお寺にお賽銭投げることじゃなくて、見返りを求めずに与えることをしている人ね、ってことね)
常に苦行し、知識をもち、心の安定している人
最高の魂を知る人
物事に専念する人
記憶力と思慮にたけた人
--------これらの人に「有益な人生」があると言われる。でもって、この反対のことをする人の人生が「無益な人生」である、と言っているのだ。

どーよ、どーよ、ちゃんと「有益な人生」おくれてる?塾長はまぁーできてないよ(/ω\)ハズカシーィ

一日を生きるの精一杯であらゆる生物の福利なんて望む余裕はないし、セレブな人みるとうらやましぃーって思っちゃうし、ウソついちゃうし(たまによぉー害がないかわいいウソよー(;´Д`))、ケンカっぱやいし、反省しないし、知識と学問を自分のものにできてないし、飽きっぽいし、すぐ忘れちゃうし、昔からよく考えて行動しろ、って言われてるし・・・

人として当たり前のことばかり書いてあるんだけど、まぁーできてないこと多いよね。「有益な人生」を読むと塾長はめっちゃ耳がイタイけど、反省して、ちゃんとしようって思う(すぐ忘れちゃうけどー(^_^;))。それにさー、これをこの世の人が全員ちょっと意識して実践したら、すっげーいい世界になるよね~。

チャラカサンヒターにはこれ以外にも「ハッ!」と気づかせてくれる文章が多いのよ。で、こういうことを意識をしながら生き方を正しくすることで心が健康になり、心と体はつながっているから体が健康になって病気を防ぐんだよね。

アーユルヴェーダって別にハーブ、ハチミツ、ギーを食べたり、オイルマッサージすることやオイルでうがいすることが健康によいわけじゃなくて、人として大切なことを教えてくれながら健康にさせてくれてスゲー深いのよね〜深い話はまたおいおい書きますねー。

って、話はそれたけど、アーユルヴェーダは医学だけど病気の治療や予防だけではなくて、心のあり方とか生き方をも教えてくれるありがたい学問なのです。

 

では今日はこのへんで。