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アーユルヴェーダ塾ジュニャーナ塾長日記

アーユルヴェーダについて学ぶアーユルヴェーダ塾ジュニャーナを主催している「塾長」が古典書にもとづいたアーユルヴェーダのお話を日々綴っています。

アーユルヴェーダを学ぶ前にしっておきたいこと その3

アーユルヴェーダ

こんにちは。アーユルヴェーダ塾 ジュニャーナの塾長です。

アーユルヴェーダを学ぶ場所や学び方について。

アーユルヴェーダを学ぶにはいくつか方法があるけど、前々回でもお話をしたとおりなんせ「お金」がかかるので、自分の目的とマッチした学ぶ場所をみつけて欲しい、というのが塾長の密かな願いです。

学ぶ方法としてざっくりわけると下の4つの方法があるかなぁー

・インド、スリランカなど海外で学ぶ
・日本国内でアーユルヴェーダのスクールに通う
・単発の講座をみつけて受講する
・師匠をみつけて個人的に教えてもらう

 

これからアーユルヴェーダを学び始める方の学校選びの参考までに塾長の意見をのせておくね。

 

今回は「海外で学ぶ編」です。


アーユルヴェーダのドクターになるために本格的に大学にいくか、1週間~1ヶ月ぐらいの短期で学ぶのかでかわるかと思うけど・・・

 

海外で学ぶメリット
アーユルヴェーダドクターから学べる
・現地のアーユルヴェーダを体験できる
・現地の文化に触れながら学べる

 

海外で学ぶデメリット
・現地の言語、もしくは英語がそれなりにできないとアーユルヴェーダの深い部分まで理解することができない
・お金と時間がかかる
・遊びか勉強だかよくわからなくなる
・日本人向けのビジネスアーユルヴェーダもある

 

正直いって、まったくアーユルヴェーダの勉強をしていないのであれば、海外でいきなり勉強するのはちょっと大変だと思う。

一番ネックは「言葉」だね。語学に相当自信があるなら別だけど( ̄∀ ̄)
塾長は外国語は一切ダメなのね(´;ω;`)インドやスリランカアーユルヴェーダドクターの講義をなんどか聴いたことがあるんだけど、正直に言って微妙なニュアンスが伝わらない。日本語がしゃべれるドクターの講義でもでもイマイチ理解しがたいところがあるのよ。特に通訳を介すとこれまたうまく伝わらない。ドクターの話もそうだし、こちらの質問もうまく伝わらないことが多々あるのよね。毎回、海外のドクターの講座を聞くとモヤモヤしながら家に帰っている。。

逆にきっちり勉強した日本人の先生だと、日本人がなぜそんなとこに疑問をもつのか、とか、日本とインドの文化の違いを比較して説明してくれたり、日本の場合にはこうやったらいいとか、このやり方は日本では難しいかも、なんて教えてくれるから、初めてアーユルヴェーダを学ぶのであれば最初は日本人の先生がおすすめです。

なぜ外国の先生に習うとわかりにくいかというと、アーユルヴェーダってインドならではの思想や文化、哲学や宗教的な要素が含まれているのね。ドクター達にしてみればそれが当たり前だからわざわざ言うまでもない、って感じ。でも、日本人にしてみればそういう文化じゃないからイマイチ理解がしずらいのよ。

わかりやすくいうと、日本人の「わび・さび」とか「粋」っていう文化があるじゃない。こういう感覚って別に誰に習うわけじゃくて、日本人として日本に生まれて、日本人として日本的な生活をあたりまえにしていくとなんとなく自然と身についている感覚なんだよね。

「わび・さび」を説明してください、って外国人に言われても自分の感覚では「こんな感じ」ってわかっているんだけどどうにも口で説明しずらじゃない。でも、お寺の枯山水とかみるとなんだか「これが<わび・さび>じゃん」って自然と湧き上がってくるような感じかなぁ。。

宗教も塾長も無宗教だから宗教関係ないし、とか言っておきながらも、日本の生活に宗教は密着しているのね。例えば「お盆休み」「初詣」「お墓参り」とか、受験やらなんやらのときは「神様、お願いっ!」って合格祈願に行ったり、今流行りの「パワースポット巡り」とかしちゃうもんね。意識はしてないけど、こういうのも日本ならではの宗教なんだよね。「わび・さび」や「粋」とか日本人ならではの宗教感覚ていうのは日本人じゃないと理解できない部分だけど、インドにはインドのそういった独自の感覚があるんだよね。そういった部分って、インドの文化やらをどんなに勉強しようとも現地で生まれ育ってないと理解できない部分なんだよね。

アーユルヴェーダもインドのそういう独自の感覚の部分が含まれているの。そういった部分を理解しないとアーユルヴェーダを理解できないわけじゃないけど、本当のおもしろさや良さを理解できないと思う。それに、自分がもっていない新しい感覚や、日本人にない考え方を学ぶことで、新しい気づきがあり、新しい気づきが行動をかえ、そして自分をかえることにつながるわけよ。それがアーユルヴェーダのおもしろいところの一つでもあるのね。

海外でアーユルヴェーダを勉強するなら、ある程度アーユルヴェーダを勉強していって、歴史や文化、思想、哲学、宗教観なんかもすこし勉強していたった方が理解が深まると思うよ。

あと、外国人のドクターから学ぶのに難しいことは、日本人が大人しすぎてちゃんと説明してくれない、ってこと。これは日本と外国の教育というか学ぶ方法の違いだし、日本人の欠点でもあるけど、とにかく日本人はおとなしい。

日本で学ぶときでもそうだけど、ドクターが「質問ありますか?」といっても質問しない。わかったのか、わからないのかイマイチ反応がわからない。ディスカッションも苦手だし、自分の意見もいうのも苦手。そこのアナタ思いたるフシない?講座を受けに行って質疑応答の時間があっても、疑問はあるんだけど、なんだか恥ずかしくて手が挙げられずモジモジ。。恥ずかしくて手が挙げられず、わかったフリして終わる。。


外国人はディスカッションや自分の意見をいうことを身に付ける教育をうけているから、積極的に質問や意見を言うのが当たり前。ドクター達もそれが当たり前と思っているから、質問や意見がないとわかったものとして、どんどん先に進んでしまうのよ。もしくは無反応な日本人に呆れている。。

質問や意見をするっていうのはすごく大切で、ガンガン質問するとドクターも教科書にはないことを教えてくれることもあるのよ。塾長もどちらかというとシャイな方で、質問があっても手を挙げないタイプだったの。でも、自分が人に教えるようになってみて、ほとんどの生徒さんが無反応なわけ。質問がないから、先にどんどん進んでしまう。もっとしゃべりたいことがあっても聞かれないから言わないことも多々ある。
見た感じ絶対理解できてないのがわかるんだけど、「わかりましたか?質問ありますか?大丈夫ですか?」って聞いてあげても「・・・・。。」だと教える側もそんなに知りたくないのかなぁ、やる気あるのかなぁ、って思って言わずに終わるのよね。


質問すると別料金が発生するならまだしも、同じ料金払って質問しないでよくわかんないまま終わるとのと、いろいろ質問して疑問をクリアにして、ついでに教科書にのってないことを教えてもらったらラッキーじゃない。でも、日本人はそれができないんだよねー。とくに外国にいくと語学に自信もないし引っ込み思案が余計にでちゃう。

アーユルヴェーダはチャラカサンヒターを読むとわかるけど、弟子が師匠に意見したり質問をぶつける場面がでてくるの。そうすると師匠があれこれ答えてくれるのね。
そうやって学ぶのがアーユルヴェーダは当たりまえだからね。外国で学んで積極的にいける自信があるんだったら、外国で学ぶ意義もあるとうよ。

余談だけど、塾長はそれがわかってからは、どこの講座に行っても必ず質問するようにしているの。とくにアーユルヴェーダの古典の師匠にはしっつこいぐらい質問するの。
師匠に「いっつもくだらない質問したり、的外れな質問をしてごめんなさい」って言ったら「知識は求めないとやってこない」だからどんどん質問しなさい、って言われたよ。まさにそのとおり、知識は自分が「なぜなんだー?知りたい!」って思わないとはいってこないもんだからね。


あと質問をするとその先生がどれぐらい勉強してるかってわかるよ。質問に答えられなくても先生が「わかりません。でも、次回調べて答えますね」って言って答えを出してくれれる先生ならいい先生。ウヤムヤにしたり、それは講義と趣旨がちがう、とか言って逆ギレでもされたらその先生を疑ったほうがいいよ~先生って自分の知識をしゃべりたいし、知らないことは知りたいのが本来の先生だからねー。そうそう、チャラカサンヒターには「教師としての医師の選び方」っていう部分があるのね。これもアーユルヴェーダに限らず、なにか勉強するときの先生選びの目安になるから今度書くね。

 

あと、大学は別として1週間から10日間でアーユルヴェーダを学ぶ短期のツアーとかあるけど、アーユルヴェーダはそんな短い期間で簡単に学べるもんじゃないからねー。だって「医学」ですからー。

 

最後に海外できをつけなきゃなんないのは、どうせ日本人には理解できないってハナから思っているドクターもいるし、日本人はみんなお金もちだって勘違いして、あーだこうだ理由をつけてトリートメントとかにお金にばっかりとる、オイルとかハーブをやたら買わせるビジネスアーユルヴェーダもあるから気をつけてねヽ(`~´)ノ アブナイ!!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。