アーユルヴェーダ塾ジュニャーナ塾長日記

アーユルヴェーダについて学ぶアーユルヴェーダ塾ジュニャーナを主催している「塾長」が古典書にもとづいたアーユルヴェーダのお話を日々綴っています。

アーユルヴェーダの食事 ~消化力の前に大切なこと~

こんにちは。アーユルヴェーダ塾 ジュニャーナの塾長です。

 

アーユルヴェーダの食事って興味ある方多いよね~。

アーユルヴェーダの元祖教科書の「チャラカサンヒター」でも「食事」は大切と言っている。「チャラカサンヒター」ってとっても親切なので大切なことから順番に書いてある。食事の話は1巻の5章から早々に出てくる。

ちなみに、アーユルヴェーダは病気の治療と病気予防や健康維持なので、1巻1章~4章は病気の治療に関する大切なことが書いてあって、5章からは健康な人の健康を守るための大切なことが書いてある。その一番最初に「食事」のことが書いてあるので、健康を維持するためには「食事」が一番大切ってことがわかる。食べるもので人間はできているわけだから「食事」が超~大切ってことよね。

 

昨今、アーユルヴェーダのスパイス料理教室、体質にあわせた食事法とか6つの味の講座みたいのが増えてきたよね~。そういう講座とか教室でよくいわれるのが「消化力」ね。「消化力」ももちろん大切なんだけど、それより大切なことがある。体質にあわせた食事法も大切だけど、それより大切なことがある。あんまり言われないんだけど、「消化力」よりも前に大切なのはそれは・・・

「適量を食すべき!」(チャラカサンヒター1巻5章3)

だす。

「適量を食すべきが」が5章の一番最初に書かれている。その後に「消化力」の話が出てくるんだけど、消化力についてはまた今度ね。

 

アーユルヴェーダの食事というと「消化力をあげる」とか言うんだけど「消化力」の前にまずは自分はどれぐらい食べられるのか「適量」を知らないといけない。

 

でも「適量」っていうとたいてい「一日何キロカロリーですか?」「ごはん何杯ですか?」・・・などと言われてしまうんだけど「適量」は人によってまったく違う。

 

まず「量」にはいろんな「量」がある。

現代的に言えば「一日の総カロリー」これは年代によっても違うし、仕事によってもかわるよね。肉体労働なのか、デスクワークなのか、専業主婦なのか、授乳中のお母さんなのか、お年寄りなのか、運動をしているのか、していないのか、病気をしているのか、していなのか・・・などなど、職業やライフスタイル、年代によって様々。

 

その他にも「1回の食事の量」もある。朝は食欲がない人もいるだろうし、夜遅い時間に食べる人、外食が多い人・・・などなど、やっぱりその人によっても1回の量は変わるね。

 

それから、「主食」「副菜」「主菜」「乳製品」「果物」の量とか、「タンパク質」「脂質」「食物繊維」「糖質」などの栄養素の量もあるね。

 

あとは、摂取期間も「量」と考えなくてはいけない。アーユルヴェーダでは「食べ慣れた物を食べなさい」とある。我が相方は、日本のカレーは大丈夫だけど、インドカレーを食べると翌日必ず下痢する。別に嫌いなわけじゃないけど、スパイスに慣れてないから食べるとお腹を壊すのね。食べ慣れてないものは、体調を崩したり、アレルギーがでるかもしれないから少しずつ食べる方がよいので、そういう「量」もある。

 

あと、アーユルヴェーダ的にいえば6つの味(ラサ)「甘い・すっぱい・辛い・しょっぱい・苦い・渋い」の「量」もある。

 

季節や年齢、体調によっても「量」は変わるよね。夏の暑い時期には食欲は落ちるし、秋や冬はいっぱい食べられるよね。年齢によっても違うよね。若い頃は焼肉食べ放題でガンガン食べたけど、年をとると食べ放題でガンガン食べたら、消化不良で胃がムカムカしたり、胃が痛くなってしまう。年をとると美味しいお肉をほんのちょっとで十分満足だったりする。体調も日によって変動する。女性は特に生理前はたくさん食べたくなる人がいるし、生理になれば生理痛がひどくてなんにも食べられない人もいるよね。

 

人によって「適量」はまったく違う。もちろん日によっても違うし、朝、昼、晩でもちがうよね。自分の「適量」は自分でしかわからない。毎回言っているけど「アーユルヴェーダは自分を知ること」なので、スパイスがどうとか、体質にあった食べ物がどうとかより、まず大切なのが「自分にとってどれぐらいが「適量」なのか」を知ることが大切なのだよ。

 

じゃ、「適量」ってどうしたらわかるの?って疑問をもった方、それはまた次回に~。

 

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