アーユルヴェーダ塾ジュニャーナ塾長日記

アーユルヴェーダについて学ぶアーユルヴェーダ塾ジュニャーナを主催している「塾長」が古典書にもとづいたアーユルヴェーダのお話を日々綴っています。

病気は鬼にとり憑かれた!?

こんにちは。アーユルヴェーダ塾 ジュニャーナの塾長です。

 

アーユルヴェーダには8つの診療科目がある。その中に精神科がある。精神科を別名「鬼神学(きしんがく)」と言ったりもする。精神の病気を鬼や悪魔といった「なんだか得体のしれないモノにとり憑かれる」といった解釈をアーユルヴェーダはする。

誤解のないようにいうと精神の病気だけを「とり憑かれる」と考えるのではなく、医学がまだ成立していない何千年も前はどんな病気でも「なにかにとり憑かれた」と考えて呪術で祓いのけていた。呪術といってもオドロオドロしいものではなく、祈りや日本でいう「痛いの痛いの飛んで行け〜」みたいなおまじない的な感じかな〜(なかにはオドロオドロしいのもあるけど、、、(・・;))アーユルヴェーダができあがってもまだまだ解明されていない病気はたくさんあるので、精神の病気に限らず、よくわかんない病気は鬼や悪魔が取り憑いと考えているのだ。

呪術は誰でもできるわけではなく、日本的に言うと神社の神主さんや祈祷師さんのような人がやってくれる。

ちなみに、そういった人達がいろんな葉っぱやら動物の骨やらを飲ませてみたり、つけてみたり、アレコレ試したりしながら医術を身に付けて医者へと変化していき、医学が成立していったのだ。

 何千年も前は病気の原因や治療法がわからなかったわけだから、病気を「何かにとり憑かれた」と考えるのは不思議ではない。

本当に鬼やら悪魔にとり憑かれていたのかは塾長にはわからないけど、現代的に考えると細菌で起こる感染症はある意味「ウィルスにとり憑かれた」とも言えるよね。

病気を「何かにとり憑かれた」と考えるならば、病気にならないためにはどうすれば良いのか?

答えは簡単。

「とり憑かれない体」を作れば良いわけだ。現代的に言えば「免疫力」だね。免疫力が強ければ病気にならない。

 わかりやすいのが食中毒やインフルエンザ。食中毒は同じ物を食べても症状が重い人、軽い人がいるよね。もしくはまったく症状がでない人もいる。免疫力の弱いお年寄りや子どもは重症化しやすい。インフルエンザも予防注射をしてもかかる人はかかるし、予防注射していなくてもかからない人はかからない。この差は免疫力や体力の違いだよね。

食中毒やインフルエンザのような感染症にならないためにはどうしたら良いかな?

はい、簡単!!

「予防」だよね。予防注射もそうだし、自分で出来ることもたくさんある。清潔にするために手洗い、うがいもそうだし、栄養のある食事、睡眠、ストレスをためない、適度な運動で体を強くすること、、、たくさん予防策があるよね。アーユルヴェーダで言えばディナチャリア(1日の過ごし方)を実践することに通じる。

 

では、精神の病は「何かにとり憑かれた」状態なのか?たしかに、「不安」「怒り」「ストレス」「負の感情」「死への願望」「パニック」のように、むくむくとどこからか湧き上がる感情や自分で自分をコントロールができない感じは、何か得体が知れないモノにとり憑かれた感があるよね。

 

じゃ、「精神の病」も「なにかにとり憑かれる」と考えるならば精神の病にかからないようにするにはどうしたらよいか?

感染症の予防のように「心の免疫力を強くして予防」をすれば「とり憑かれない」のだ。

そうは言っても心の免疫力を強くしたり予防するにはどうしたらよいのか?

アーユルヴェーダはちゃんと答えを教えてくれる。精神の病の治療法は「信頼できる聖典を学び、正しい知識を学べ」と言っている。

聖典を学ぶとはアーユルヴェーダを学ぶこともそうだし、インドにはたくさんの聖典があるので自分が気になる聖典を学べばいい。

塾長はインドの聖典だけではなくても知識は心を救ってくれると思っている。ストレスを解消するための知識、考え方を変える知識、仕事を効率化する知識、、、なんでもいい。何かにを学ぶことで救われることがある。

塾長は仕事がなかなか終わらなくてメンタルが崩壊寸前な時期があったの。そんな時にパソコン教室に行くチャンスがあって、パソコン教室に行ったの。パソコンはそこそこ自信があったんだけど、改めてパソコン教室で学んだら、目からウロコの知らないやり方がたくさんあって仕事の効率化に成功。サクサク仕事がすすんでストレスがなくなったの。

今、自分が持っている知識を過信せず、新たな知識や今まで知らなかった世界の知識を学ぶと物の見方や考え方がかわり救われることがある。とり憑かれていたモノがすっーと消えるかもしれない。

今、心に何かある方、人生に行き詰まっている方、変わりたいと思っている方、、、何か今までにない「知識」を身につけることで、何かが変わることもある。

ただし!「素直な気持ち」で学ばないと意味がない。「そんなの知ってる〜」「何を今更」なんて言ってると何にも変わらないよ〜

 

季節の変わり目ですし「得体のしれないモノにとり憑かれない人生」を送りましょう( ̄▽ ̄)