アーユルヴェーダ塾ジュニャーナ塾長日記

アーユルヴェーダについて学ぶアーユルヴェーダ塾ジュニャーナを主催している「塾長」が古典書にもとづいたアーユルヴェーダのお話を日々綴っています。

仕事について考える 〜最終回〜

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

ダルマ、アルタ、カーマを果たしていくと人は最終的に「モークシャ(解脱)」というゴールに到達する。
法を守り、ルールを守り、一生懸命に自分の役割や使命を果たし、お金を稼ぎ、誰かを愛し、誰かに愛され、自分のやりたいことを実現していくことで解脱ができるとされている。

 

ただし、モークシャ(解脱)を目的にしてはいけない。
解脱をするために何かをするのではない。
「今」目の前にあることに余計なことを考えずに取り組むことでモークシャに到達する。

「解脱のために私は仕事をする」などと考えてはいけない。
「今」目の前に伝票の山があり、それを処理するのが仕事なのであれば、めどくさい、やりたくない、なんて思わずにただひたすらに伝票の山を片付ける。
家の掃除が自分の役割であれば「こんなに散らかして腹立つわ~」なんて思わずにただひたすらに掃除機をかければいい。
一生懸命に働けばお金も稼げる。
一生懸命に働いて、たくさんお金を稼ぎ、自分のやりたいことをガンガンやればいい。
つまり不安、心配、悲しみ、怒り、不平不満などを言わずに、日々を精一杯に生きることでもれなくモークシャがついてくるというわけだ。

 

アーユルヴェーダでは健康でなければこのダルマ、アルタ、カーマをすることができないとされる。
ダルマ、アルタ、カーマができなければモークシャには辿りつけない。
モークシャに辿りつくためには健康でなければならない。
そのためにアーユルヴェーダという医学があるのだ。