アーユルヴェーダ塾ジュニャーナ塾長日記

アーユルヴェーダについて学ぶアーユルヴェーダ塾ジュニャーナを主催している「塾長」が古典書にもとづいたアーユルヴェーダのお話を日々綴っています。

自分のことは自分にしかわからない

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。


アーユルヴェーダに辿り着く方は、

何かしら問題や悩みを抱えている方が多い。
アーユルヴェーダをちゃんと知りたい、

勉強してみたい、って人は特に。

問題や悩みは人それぞれ。

肉体的、精神的に不調を抱えていたり、

自分の生き方がわからなかったり、

この世界での生きずらいさとか。。
体も心も元気です!

なんにも辛いことも悩みありません!

人生って楽しい!
というキラキラ女子(男子)はアーユルヴェーダにほぼ100%興味をもたない(いたら、ごめんね)

そういう塾長も体も心もバキバキに折れている時にアーユルヴェーダに出会った。
今はありがたいことにアーユルヴェーダによって心身共に元気だけどね。

残念ながらキラキラ女子ではないが・・・

 

とは言ってもアーユルヴェーダの理屈を勉強したからといって、

一生懸命オイルマッサージや舌掃除をしたからといって、

心も身体も元気になり悩みも辛さもなくなりキラキラ女子(男子)になるわけではない。

もちろん塾長の講座を受講したからといって人生が変わるわけではない。

アーユルヴェーダや塾長が抱えた悩みをなんとかしてくれる、

と期待される方もいらっしゃるかと思うのだけど、

残念ながらアーユルヴェーダも塾長もあなたの悩みや苦しみを救うことはできない。

なぜならば・・・

自分のことは自分にしかわからない。

だから

自分でなんとかするしかない。

 

アーユルヴェーダは、

目に見えないモノの話が多い。
例えば、

私達の体の中には「ドーシャ」という目には見えない3種のエネルギーがあるとされる。
この3つのバランスが崩れることで病気が発生する、

アーユルヴェーダでは考える。
ドーシャは目には見えない。

数値でも測れない。
ドーシャは常に変化している。

そして誰一人同じドーシャのバランスではない。

人によって様々。

ドーシャは、

食事、

季節、

時間、

環境など

多くの要因によってバランスが変わる。

食べてる物、環境がまったく同じ人なんて誰一人といない。

アーユルヴェーダの本に書いてあるとおりに全てやったからといって良くなるとは限らない。
人によってはやらなくても良いこともある。

アーユルヴェーダによって病気の治療したり健康でありたいのであれば、

このドーシャのバランスを気にして、
今の自分のドーシャの状態はどうなのか?
3種類のうちのどのドーシャがバランスを崩しているのか?

ではどのようにバランスをとればよいのか?
と目に見えないので、

常に自分で感じながら対処していかなければならない。

消化力といわれるアグニの強弱によってもドーシャのバランスは変わる。
アグニも目では見えない。
アグニは強くても弱くてもいけない。

少しアーユルヴェーダを知るとアグニを強くすることばかり気にするが、

強ければよい、ってもんでもない。
ちょうどよいバランスを知らなければならない。


心の状態によってもドーシャのバランスは変化する。
イライラしたり、

悲しんだり、

落ち込んだり、

喜んだりすることで変化する。
心も目にはまったく見えない。

 

アーユルヴェーダ

「目には見えないものを見えるもの」

として治療をし、

見えないものを壊れないように予防をしていく。

目には見えないものに対処するわけだから、

アーユルヴェーダのドクターだって100%完璧にその人の身体や心を理解することはできない。

それはアーユルヴェーダに限らず現代医学でも違う伝統医学でも同じだ。

病院に行って自分の痛みや辛さを伝えて、

自分の全てを理解してくれる医者はいるだろうか?

そもそも、自分の症状を100%伝える言語能力はあるのだろうか?

痛みや苦しみの程度は、

人によって感じ方がちがう。

他人の痛みや苦しみは、

受け手側の心の強弱、経験やその人の知識からしか感じることしかできない。

失恋したことのない人は、

失恋した人の心の痛みはわからない。

病気をしたことがない人が、

病気の人の苦しみはわからない。

心の強い人は、

心の弱い人の気持ちはわからない。

 

自分の苦しみは自分にしかわからない。

 

逆を言えば、

他人の苦しみもその人にしかわからない。

だからといって、

他人の痛みに無頓着になってよいわけではない。

他人の苦しみを理解できないからこそ人と寄り添うべき。

 

話はそれたが、

自分のことを100%理解してもらうことは誰にもできない。

自分のことは自分にしかわからない。

さっさと理解してもらうことをあきらめよう。

自分のことは自分にはしかわからないからこそ

「私のドーシャ、アグニ、心、元気ですかー?バランスとれてますかー?」

と、

自分の身体や心に常に問いかけ、

常に気にかけてあげること。

常に自分の体や心を気にかけてあげることで、

これを食べるとなんか調子がいい、

これを食べるとなんか調子が悪くなる、

何が自分の心を苦しめたり、

何が自分の心を楽しませてくれるのか、

ということがだんだんわかってくる。
そして、

自分のあらゆることがわかってくる。

自分にとって必要なものを取り入れ、

不必要なものを捨て去ることができるようになってくる。

それが意識せず無意識でできるようになってくる。

そうすると自然と体や心の問題が解消されてくる。

アーユルヴェーダはみなさんのお悩みを解消することは100%できない。

塾長もみなさんの何かを解決してあげることはできない。

結局は、

自分のことは自分でなんとかするしかない。

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