アーユルヴェーダ塾ジュニャーナ塾長日記

アーユルヴェーダについて学ぶアーユルヴェーダ塾ジュニャーナを主催している「塾長」が古典書にもとづいたアーユルヴェーダのお話を日々綴っています。

アーユルヴェーダはあなたの人生については教えてくれない

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

 

アーユルヴェーダに興味を持つ人の中に「自分がどう生きていけばよいのか」「自分はどうあればよいのか」と迷っている方がいる。
アーユルヴェーダは「生命」と「有益な人生、幸福な人生とは何か」を教えてくれる。
アーユルヴェーダは学んでいくことで迷っている人たちに「自分はどう生きていけばよいのか」「自分はどうすればよいのか」ということに気づかせてくれる。
実際に、アーユルヴェーダを学んでいくうちに自分の生き方に気づき、生活習慣や食生活の改善を始めたり、新しいチャレンジを始めたり、考え方がかわったり、となにかしらの変化が起きていく。
出会った頃は何かに迷い、苦しんで暗い顔をしていた子が、アーユルヴェーダを学ぶにつれ悩みや迷いが消えて、生き生きとして清々しい顔に変化してくる。

 

しかし、アーユルヴェーダを学ぶことでアーユルヴェーダや塾長が「あなたは何をしたらよい」「あなたはこう生きていけばよい」という明確な答えをだしてくれると期待する人がいる。
残念ながら、アーユルヴェーダの講座を受けてもアーユルヴェーダは「あなたは何をしたらよい」「あなたはどう生きていけばよい」という明確な答えは出してくれない(もちろん、塾長も占い師でも預言者でもないので人様の人生についてなぞわからない)
アーユルヴェーダが発するたくさんの言葉を自身の力でキャッチして、その言葉から自分にとっての有益な人生、幸福な人生とはなにかと考えなければ答えはでない。
考え、行動することで、自分はどう生きたいのか、人生をどう過ごすか、ということがだんだんと見えてくるのだ。

言葉はボケーッとしていたら流れていってしまう。
言葉は寝ていたら聞こえない。
言葉は読まなければ記憶できない。

アーユルヴェーダから自分の人生や生き方をみつけたいのであれば、アーユルヴェーダが発する言葉を理解する努力と自分で考えることが必要だ。

 

自分の生き方や人生に迷っていて、誰かに答えを出してもらいたい、と色々な講座やセミナーに参加したり、占いに行ったり、先生探しをしている方がいるが、自分の人生は自分だけのものだ。
アーユルヴェーダや占いや他人に自分の人生を決めてもらってはいけない。
それは単なる「依存」であり「逃げ」でしかない。
他人に決められた人生は、出来なかった時、うまくいかなかった時に他人のせいにすることができる。
自分が傷ついたり、苦労したくないから逃げ道を作っているだけだ。
「依存」や「逃げ」はロクな人生にはならない。
極端な例だが、先日、5歳の女の子が虐待している親に許しを請う手紙を書き残し虐待死した事件があった。
彼女の母親は再婚相手に依存していた。
捨てられたくない、不幸になりたくないからと虐待されるわが子を見て見ぬふりをするという「逃げ」に走った。
「依存」や「逃げ」は人としての正常な判断を失わせ、自分と自分以外の人を不幸にする。

自分と自分以外の人を不幸にする人生を送りたいか?
そんな人生を送りたい人などいないはずだ。

迷い、苦しんでもいい。
いろんなことをやってみて失敗してもいい。
アーユルヴェーダを勉強してもいい。
占いに行ってもいい。
でも、最後は自分の生き方や人生は自分でみつけ、地に足をつけてしっかり自分の足で歩かなければ意味はない。
そうしなければ、いつまでも満たされない今のままのあなたの人生が続くだけだ。

 

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