アーユルヴェーダ塾ジュニャーナ塾長日記

アーユルヴェーダについて学ぶアーユルヴェーダ塾ジュニャーナを主催している「塾長」が古典書にもとづいたアーユルヴェーダのお話を日々綴っています。

ヴァータ・ピッタ・カパを理解するヒント

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

 

アーユルヴェーダといえばドーシャである。
つまり、ヴァータ・ピッタ・カパである。

体質診断にしろ、病気の発生にしろ、病気を治療するにしろ、健康を維持をすることにしろドーシャが重要になってくる。
アーユルヴェーダはドーシャだけが全てではないが、ドーシャがなんなのかわからないとアーユルヴェーダを理解することは難しい。
だが、このドーシャを理解するのが難しい。
アーユルヴェーダの勉強を始めた人が最初につまずくのがドーシャだ。
アーユルヴェーダに関わる人でもドーシャがなにかということを説明できる人がいない。
塾長もドーシャがわかっているのか?と聞かれれば「わかってない」とハッキリ言える。
なぜ難しいのか。

アーユルヴェーダを体系化した古代インド人と現代人が見ている世界は全然違う。
何もない所から様々なことを生み出した人達と、先人たちが生み出したモノの上にのっかって生きているだけの私達には見えていないモノがたくさんある。
その一つがドーシャだ。
古典書のドーシャの部分を読めば読むほどわからなくなる。

 

ドーシャは目に見えない。
だからよくわからない。
だが、まったく目に見えないモノから生み出されたモノではない。
アーユルヴェーダではこの世にある目に見える、目に見えない関係なくすべての物質は「空・風・火・水・地」の全てもしくは何個かの組合わせでできている、と考える。
よってドーシャも「空・風・火・水・地」でできている。

空と風の組み合わせでできているのが「ヴァータ」
火と水の組み合わせでできているのが「ピッタ」
水と地の組み合わせでできているのが「カパ」

である。

 

「空・風・火・水・地」は自然界にあるものだ。
私達にすぐ側にあるものだ。
特別なものではない。
ドーシャを理解するファーストステップは、空、風、火、水、土を感じたり、触れてみればいいのだ(火は触ったら火傷するから触るのはやめてね)

そして、それらがどんな働きをしているか考えるとドーシャをイメージしやすくなる。

 

空は私たちや物質が存在するには空間が必要だ。
空気であり、命を支えている

風は空が動くことで起きる。
風はそよ風だと気持ちが良い。
風は湿気をなくし乾燥させる。
風は火を煽る。
風が嵐になるとどうなるか?
先日、台風が来たが看板やら車を吹っ飛ばす。
湿気がない日の風は洗濯物をカラカラに乾燥させる。

火は野菜や肉をおいしく食べられるようにしてくれる。
火は暖かさをもたらす。
火は明るさをもたらす。
でも、火が強すぎるとどうなるか?
せっかくの野菜やお肉をまる焦げにして食べられなくなる。
反対に火が弱すぎるとどうなるか?
生煮えでなまぬるいおいしくない料理ができる。
ストーブに当たりすぎると熱くなったり、火傷をさせる。
明るすぎても何もみえない。
火事が起きたらどうなるか?
全てを焼き尽くし、全てを炭にして灰にして、焦げ臭さを残す。

水は私たちに潤いをもたらす。
飲み水は全ての生き物の命をささえる。
大地に水があることで植物が育ち、全ての生き物の命を支える。
流れている水はゴミや汚れを流すので美しい。
流れていない池の水はゴミがたまり汚い水になる。
水ばかりのぬかるんだ土地は、立つことができないし家を建てることができない。
洪水が起きたらどうなるか?
全てのものを流し破壊する。

大地があることで私たちはこの地球に存在することができる。
植物を育む。
土と水がバランスすることで豊かな土壌となる。
土が多すぎるとどうなるか?
固く土地では植物が育たない。
石ばかりの土地でも植物は育たない。

ここにあげた以外でも空・風・火・水・地の働きはたくさんある。どれもこれもエネルギーを生み出すものでもある。

空と風で風力発電

火は火力発電

水は水力発電

地は原子力発電(ウラン鉱山から採れるウラン鉱石を加工することにより原子力発電となる)


空・風・火・水・地は全てこの自然界では必要なモノばかりであり力があるものばかりだ。
しかし、正常な時は私たちに安定した豊かな生活をおくらせてくれるが、ひとたび異常になると多くものを破壊させる力がある。
古代インド人は、自然界にある空・風・火・水・地という人間が生きる上で必要なモノであり力を持つモノが「人間の体の中にもある」と考えたのだ。

それがドーシャだ。

空・風・火・水・地それらが自然界においてどんな働きをしているのかを知る。
そして、空・風・火・水・土が自然界において異常になったときどうなるかを知る。
そして、ヴァータ・ピッタ・カパにあてはめ、自分の身体のどういう働きをするのか、異常になったときにどんな異常が自分の身体の中で起きるのか考える。
そうすれば、少しドーシャを理解できるようになる。

 

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