アーユルヴェーダ塾ジュニャーナ塾長日記

アーユルヴェーダについて学ぶアーユルヴェーダ塾ジュニャーナを主催している「塾長」が古典書にもとづいたアーユルヴェーダのお話を日々綴っています。

自然の流れ

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

 

今年も僅か。

平成最後などと言われると、なんとなく気ぜわしくなってくる。

「あれもやってない」「これもやっていない」「今年の目標を達成してない」...など

と自分のできなかったことなどを数えてしまい気持ちが落ち込み気味な方もいるのではないだろうか。

 

アーユルヴェーダでは「人は宇宙や自然と同じである」と考える。

私達は、宇宙の動き、植物、自然の流れとなんら変わらない。

自然界に春夏秋冬があるように私達の人生にも春夏秋冬がある。

 

芽吹き花が咲く春

葉が生い茂り緑豊かな夏

実や種をつける収穫する秋

土の中で養分を蓄えながら春を待つ冬

 

人も植物と同じようなサイクルを繰り返している。

しかし、人は他人と比べる。

他人の花が咲いている時期、緑の葉をつけている時期、実りある時期をみると羨ましがり、不安や焦りに押しつぶされそうになる。

そして「私も早く花を咲かせて実や種を収穫しなければ」とまだ「時」が来ていないのに無理をしてしまう。

時期ではないから栄養が足りなかったり、花が咲く前に途中で枯れてしまったり、思うような結果を得ることができなくなる。

 

植物は、みんな同じ時期に花が咲くわけではない。

早く咲く花もあれば、遅く咲く花もある。

陽当たりの良し悪し、栄養分が多い少ないでも変わる。

春には咲かず冬に咲く花もある。

毎年咲く花もあれば、何年かに一回の花もある。

植物は他の植物と比べてはいない。

自分のペースで生きている。

 

私達も他人が花が咲かそうが、実りある時期にいようが気にする必要はない。

今は、冷たい地中でじっとしている時期かもしれない。

ただし、じっとしていてはいけない。

次に来る芽吹く時期に備えて養分を蓄えなければならない。

養分は人それぞれ。

自分のやるべき仕事を地道にやることかもしれないし、机に向かって勉強することかもしれないし、病気を治すことや、育児や介護かもしれない。

 

焦る必要はない。

自分のペースで芽吹き、花を咲かせ、たくさんの実りを得ればよい。

 

年末の慌ただしい時期。

なんとなく気持ちが焦ってしまうかもしれない。

焦る必要はない。

自分の流れで生きていけばよい。