アーユルヴェーダ塾ジュニャーナ塾長日記

アーユルヴェーダについて学ぶアーユルヴェーダ塾ジュニャーナを主催している「塾長」が古典書にもとづいたアーユルヴェーダのお話を日々綴っています。

アーユルヴェーダに生活を寄せる

こんちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

 

 

アーユルヴェーダは「肉体的・精神的に正しく毎日を生きること」である。

正しく生きた一日一日を積み重ねた結果、よい一生、よい人生を作り上げる。

それがアーユルヴェーダの目的の一つでもある。

そのため、アーユルヴェーダは「肉体的・精神的に毎日を正しく生き、よい一生を作るため」に守らなければならない「ルール」がたくさんある。

厳しいことを言うが簡単にはよい一生を作ることなんできない。

たまにオイルトリートメントやパンチャカルマをやっただけでは、よい一生は作れないし(これらはよい一生を作るごく一部にしかすぎない)、

アーユルヴェーダを勉強しただけでもよい一生は作れない。

アーユルヴェーダがいうことを「理解する理解力」

「実践する行動力」

「努力」

「忍耐力」

「自制心」

が必要になってくる。

 

ダルマ(役割)・アルタ(お金を稼ぐ)・カーマ(愛・願望を叶える)を果たすこと

食事のルール

一日のうちでやらなければらないこと

季節の過ごし方

我慢してはいけないこと

我慢しなければならないこと

捨てなければならないこと・・・等々

肉体的・精神的に「やらなければならないこと」「やってはいけないこと」が、

これでもかってぐらいたくさんある。

しかし「アレしてください、コレしてください、アレはやってはダメ」と言うとたいていの方は「えー、できない!無理!」とおっしゃる。

例えば、

日の出の96分前に起床

沐浴

オイルマッサージ

歯磨き

瞑想

食事(食事は規則正しく、バランスよく適量に)

昼間は働き

夕方に瞑想

翌朝起きる時間からさかのぼって8-9時間前には寝る(今なら20時-21時ぐらい)

・・・・などなど

これは、基本的なごく一部。

 

朝は起きられない

食事は食べたり食べなかったり

ギリギリに起きるから、瞑想なんてやってられない

夕方も仕事があるので瞑想なんてできない

帰りが遅いからさっさとなんて寝れない

自分の時間がない

・・・とアレヤコレヤとできない理由を並べられてしまう。

できないことは、よくわかります!!

塾長だって仙人じゃあるまいし、ほぼできていない。

確かに、現代社会においてアーユルヴェーダの言う生活法を実践することはかなり難しい。

しかし、間違えて欲しくないのだが、アーユルヴェーダが難しいのではない。

アーユルヴェーダが言っていることは、人が「肉体的・精神的に健康的に生きるため」にごくごく「当たり前」のことを言っている。

アーユルヴェーダがいう「当たり前」のことを「当たり前」にできない現代の方がおかしい。

 

日の出とともに働き、日が沈んだら寝る

自分の心をみつめたり、自然に感謝する時間をもつ

食事も規則正しく、食べないこともなく、食べすぎることもなく適量を食べる

そして、生活のために仕事をする

それが人としても生物としても当たり前の生活ではないか。

 

「できない」というおっしゃる方に言いたい。

「当たり前のことが当たり前にできないことの方がおかしい」ことに気が付いてほしい。

だから、肉体的、精神的病気に侵されるのだ。

 

誤解していただきないように言うが、みなさん生活や事情があるので仕事をやめろということではない。

みなさんががんばって働き、夜間にお仕事をしていただいている方もいるから、

私達は安全で快適に暮らせている。

そして、働くことがダルマ・アルタ・カーマを果たすことでもある。

ただ、現代的な生活にアーユルヴェーダを寄せると無理が生じる。

毎晩、寝るのが12時過ぎているのに日の出の96分前に起き続けたら、

身体を壊してしまう。

会議中に瞑想していたらクビになってしまう(瞑想したくなるくだらない会議もあるが・・・)

今の自分の生活にアーユルヴェーダを寄せるのではなく、

アーユルヴェーダがいう生活になるたけ自分の生活を寄せて行って欲しい。

早く帰宅して早く寝るために、仕事に無駄がないか

自分の能力や体力にあっている仕事なのかどうか

テレビやスマホをみて無駄な時間を過ごしていないか

通勤電車の中でスマホをいじくりまわすなら瞑想することもできる

お金に不安があるなら、スマホをいじくる時間にスキルアップするための勉強もできるかもしれない

 

その他にも自分の精神面の見直しも必要だ。

欲望

執着

不安

増悪

喜楽

悲しみ

苦しみ

虚栄

見栄

依存

無知・・・

そういうマイナスなもので自分の心が侵されてしまっていないか。

そして、欲望のままに買い物をしたり、食べまくったり、憎悪や不安のストレスから逃れるためにお金を使い、無理して働かないといけない状況ではないのか。

アーユルヴェーダにしろヨーガにしろ「あいつが悪い」「会社が悪い」「社会が悪い」などの他者は関係ない。

今の自分の状況は全て自分がやった行為(カルマ)の結果でしかない。

 

そして、知性、意志力、非暴力、忍耐、正直、自制心・・・

などの正しいことを失っていないかどうかも思い返してほしい。

 

 

自分の生活や心を見直すことで、アーユルヴェーダが教える正しい一日を積み重ねられるようになる。

そして、よい人生、よい一生が作られていく。

 

f:id:ayurvedacramshooljunana:20170104123052j:plain