アーユルヴェーダ塾ジュニャーナ塾長日記

アーユルヴェーダについて学ぶアーユルヴェーダ塾ジュニャーナを主催している「塾長」が古典書にもとづいたアーユルヴェーダのお話を日々綴っています。

今やるべき課題に向き合う

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

先日、インド占星術(ジョーティッシュ)に少しだけ触れる機会に恵まれた。
インド占星術では多々ある技法の中に「ダシャー」という惑星や星座のサイクルで、人生の流れや転機の時期などを予測したり、その時期に「何をすべきか」という「課題」を知る技法がある。

インド占星術は、生年月日は当然だが、自分が生まれた時間、生まれた場所から、その時に9つの惑星がどの位置にいたのかによって鑑定するので、非常にパーソナルな占いである。
西洋占星術のように3月21日~4月19日生まれが牡羊座とくくられてしまうのとは違い、同じ誕生日でも生まれた時間や場所によって惑星の動きや位置が違ってくるので、みんな違う運命を辿り、それぞれ人生の課題があるというのが、よくわかっておもしろい。

インド占星術の詳しいことは、塾長はインド占星術を鑑定できるほど勉強していないので、気になる方はインド占星術の先生をみつけて鑑定してもらうなり、勉強するなりしていただきたい。

インド占星術の鑑定はいろんな技法があり、星や惑星を読み解く知識や技術が必要なので難しいことはわからないが、簡単に「ダシャー」を説明すると120年で一周する惑星のサイクルで、自分が生まれた時のナクシャトラ(月の宿)がどこにあったかで決まる。
それを惑星で表す。
インド占星術では惑星は9つある。
そして、それぞれ期間が決まっており全部で120年となる。
自分が生まれた時の月の位置がどこにあるかによって、どの惑星のどの時期からスタートするかが決まる。

9つの惑星とそれぞれの期間とその期間で行うべきこと(ハウスや星の位置でも変わるのでこれが全てではない)を簡単にあげてみた。

 

ケートゥ期:7年
内省する、浄化、手放す、内面を見つめる、精神的な生活、自己放棄、純粋さを求める、禁欲、禁欲修行、神秘的な世界の探求、隠遁、別れ、孤独、引きこもり

 

金星期:20年
恋愛、結婚、社交、音楽、芸術、アート、楽しみ、趣味、調和、平和

 

太陽期:6年
人生の目的、自己啓発、使命、仕事、崇高な生き方、精神性、活動的、純粋さ

 

月期:10年
内省、旅行、恋愛、共感、心、感性、家庭、母性愛、想像

 

火星期
7年:情熱、チャレンジ、冒険、エネルギッシュ、活動的、集中、スポーツ、アグレッシブ、怒り、争い

 

ラーフ期:18年
転換期、変化を求める、決断する、人と交流する、活動的、子供の誕生、チャレンジ、自己実現、拡大発展、楽しみ、外国と関わりのあること、現世的、物質的、迷走、暴走、貪欲

 

木星期:16年
守護、幸運、精神性、道徳性、スピリチュアル、哲学、教育、宗教、神事、子供の誕生

 

土星期:19年
安定した生活をする、忍耐力を養う、義務を果たす、現実的に考える、実践的、秩序を大切にする、体系的に考える、抑圧や制限、試練、障害

 

水星期:17年
好奇心、コミュニケーション、書くこと、知識や情報を得る、恋愛、移動、小旅行、学習、教育、商売、知識欲を満たす

 

塾長の場合は、ラーフ期で生まれているので、ラーフ期、木星期、土星期、水星期、ケートゥ期、金星期、太陽期、月期、火星期となるのだが、120年もおそらく生きることはないので、平均寿命あたりまで生きるとしたら金星期か太陽期あたりで死ぬ予定である。
まぁ、人生何がおこるかわからないので、その手前で死ぬことも十分あり得るが...

 

インド占星術はよくわからないので話はここまでにするが、
インド占星術とは関係なく「なにかをやる時期」「なにかをすべき時期」というか、人それぞれ「課題」が、その時、その時に本当にあるな、と最近実感している。

塾長が出会った方々のお話を聞いていると、今この方は「学ぶ時期」なのだな、とか「健康について考える時期」なんだなぁ、などと感じることが多い。

もちろん、インド占星術の鑑定をしているわけではないし、人の未来がみえる能力があるわけではないので、あくまでも、お話を聞いた上で塾長の感じただけのことなのだが...

「なにかやるべき時期」にきちんとその「課題」やっている人はそれなりに成功やよい結果を得ているな、と感じる。

わかりやすい例でいうと、受験勉強をする時期にちゃんと受験勉強をしている人は「合格」というよい結果を得ている。

逆に「やるべき時期」にちゃんと課題をやっていないとよい結果を得ることができない。
塾長は、中学3年、高校3年生の時に進学に必要な勉強をせず、欲望と怠惰の極みで遊んでいたので「志望校にことごとく落ちる」というさんざんな結果になった。

 

「何かをやるべき時期」はたくさんある。
「親の愛情を受ける時期」
「学校で学ぶ時期」
「親から離れて自活する時期」
「社会性を身に着ける時期」
「恋愛をする時期」
「たくさん遊ぶ時期」
「結婚生活をする時期」
「子供を育てる時期」
「親の介護をする時期」
「自らの意志で学ぶ時期」
「健康に気を付ける時期」
「人生の高みを目指す時期」
「精神性を身につける時期」
「死について考える時期」
・・・等々

全ての人が同じ時期を経るわけではない。
塾長の友人の多くは「子供を育てる時期」真っ最中である。
塾長は子供がいないので「子供を育てる時期」がない。
この後、もし子供ができれば、友人たちより遅く「子供を育てる時期」が来るかもしれない。
それぞれ「時期」は違う。
ない時期もある。
良い時期もあれば、悪い時期もある。


一番重要なのは、「今」やるべきことがある時期にその課題をやらないと、後で後悔したり、後の人生に影響を与える。
極端な例だが、最近、義父による子供虐待死のニュースが続いている。
母親を責めるわけではないが「子供を育てる時期」に子育てをせず、恋愛を楽しんでしまった結果、子供を失い、しかも、自分が直接子供に手をかけていないにもかかわらず犯罪者となってしまう。
刑務所に入り、出所後も厳しい社会からの目にさらされることになる。
自分の欲望、心の弱さ、不安などから、本来やるべき「課題」を見失い、別のことをやってしまった最悪な結果だ。

 

おそらく、塾長のブログを読んだり、アーユルヴェーダを勉強をしたい、という方の多くは、なにかに苦しんでいたり、悩みがある方が多いと思う。
もちろん、苦しい時期にアーユルヴェーダを学ぶことで、答えや救いがみつかる場合もある。
ただ、本来、やるべきことが「学ぶ時期」ではない場合は、アーユルヴェーダにしろ、他の学びにしろ、あまり良い結果がでない場合がある。
良い先生に出会えなかったり、勉強しても理解できなかったり、続けることができない障害がでてくることが多々ある。
講座でいらっしゃる方の中でもアーユルヴェーダに救いを求めて、というか、
なんでもいいから自分の悩みや苦しみから救ってもらいたくて、手当たり次第にいろんな講座を受けたり、いろんな先生のところに行く方がいる。

そういう方は、なかなか自分の思うような救いが得られずに、講座難民、先生難民みたいにことに陥っている方がいる。
厳しいようだが、そういう方は「今」は「誰かに何かを学ぶ時期」ではなく、別の課題があり、その課題に向き合う時期なのだ。
アーユルヴェーダを勉強したいのに、なかなか勉強できないとか、塾長の講座を受けたいのにタイミング合わないとか、お金がない、仕事が忙しい、とか、いろいろ勉強ができない理由がある方はあまり深刻に考えず「今はその時期でないのだ」と思って欲しい。
「学ぶ時期」が来れば、不思議と自然とその流れになってくるので、「今」やるべき「課題」に専念して、早く課題を終わらせる努力をして欲しい。
一つ「課題」が終わると次の「課題」がまた出てくる。
次の課題はもしかしたら「アーユルヴェーダを学ぶ」という課題かもしれないから。

それから、「今」自分がなにをやるべき時期なのかわからない、と言う方も多い。
インド占星術で鑑定してもらうのも一つの手だが、「課題」はあなたの目の前にある。
「今」目の前にあることをやるのが「今」やるべき時期の課題である。
本当は「何をやるべきか」は自分でわかっている。
みなさんも経験があると思うのだけど、試験前に試験勉強しなければならないのに、やりたくないから、普段は掃除なんてしないのに急に部屋の汚れが気になって部屋の掃除を始めたりする。
そして、試験の結果はさんざんなことになる...

 

やりたくないから、面倒くさいから、むきあいたくないから、目をそむけていることがない?

見たくない問題があるかもしれない。
やりたくないことばかりかもしれない。
簡単に解決できないことかもしれない。
お金も時間もかかることもかもしれない。
心が深く傷つくことかもしれない。
でも、その問題に真正面から向き合わなければならない。

誰だって、受験勉強はしたくない。
誘惑だってたくさんある。
それでも、「エイヤー!」とやる気をだし、誘惑に負けずに勉強することで「合格」という成功を手に入れることができる。
苦しいことを乗り越えた後には楽しい学生生活がまっているかもしれない
やることをせず、誘惑に負けて怠惰になり勉強するべき時に勉強しなければ「不合格」という結果を手に入れることになる。
辛い浪人生活をおくることになる。
いつも同じような、問題を抱える人がいるのたが、それはやるべき時期に課題をこなしていないから、1浪ならまだしも2浪、3浪・・・・10浪ぐらいしている人がいる。
もしかしたら、来世も浪人生活になる場合もある・・・恐ろしや。。


やるべき時期にちゃんと課題に取り組むことで、よい結果が生まれる。
円満解決にはならなくても、自分の思う通りにならなくても、一生懸命、課題に取り組めば、学びがあり自分自身が成長することができる。
人間は楽をしていたり、楽しいことだけをしていると成長はない。
苦しんだり、悩んだりするほど成長や学びがある。

課題をクリアした人の成長はすごい。

見た目も、考え方もガラリ変わる。

塾長はその変化を見るのが好きである。

 

それから、自分がしんどい時期に、周りは楽しい時期の場合あるし、その逆もある。
しんどい時期は、楽しんでいる人をうらやましくなる。
「なんで私ばかりがこんなに苦しいの」
「あの子は苦労がなくていいわね」
とか自分が苦しい時、他人が楽しいでいたり幸せだと、うらやましくなったり、腹が立ったりしてしまう。
塾長も「子供がいないから気楽でいいわね」「好きなことができていいわね」と言われることがあるのだが、今はお気楽かもしれないけど、時期が来れば、その方は「子供や孫に囲まれて楽しい老後を過ごす時期」が来るかもしれないが、その頃、塾長は家族がいない「孤独で孤独死に怯える時期」を過ごしているかもしれない。

あなたは「今」は難しい課題にチャレンジする時期で、相手は人生を楽しむ時期なのかもしれない。
相手も「苦しい時期」「悩む時期」がこれからあるのかもしれないし、すでに終わったのかもしれないし、他人には見せない苦しみや悩みがあるのかもしれない。
みんな、良い時も悪い時もある。
他人と比べている暇があったら、目の前の自分の課題をやろう。
インドの考え方は、自己の成長だ。
他人のことは関係ない。

 

それから、自分が楽しんでいる時期は、人のしんどい時期や苦労する時期に気づけない。
自分が楽しんでいる時に、相手は苦しい時期かもしれない。
他人が関係ないとはいえ、他人を思いやる心は忘れてはいけない。


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