アーユルヴェーダ塾ジュニャーナ塾長日記

アーユルヴェーダについて学ぶアーユルヴェーダ塾ジュニャーナを主催している「塾長」が古典書にもとづいたアーユルヴェーダのお話を日々綴っています。

備える ④物の備え

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

今回は「物の備え」について。

 

4月7日に7都府県に緊急事態宣言がだされた。
感染は広まる一方だが「正しく恐れて平常心」でいて欲しい。

 

7都府県以外の皆さまは自分の住む場所には出てないから安心、とは思わず、
「明日は我が身」だと思ってほしい。
新型コロナウィルスに限らず「流行」というものは大きな都市から始まってじわじわと地方に広まって行く。
例えば、タピオカブームも東京の原宿や渋谷から始まってじわじわと各地に広まっていった。
ド級の田舎に住んでいる友人曰く「東京で流行った物が東京で消えた頃に我が町で流行る」と名言?を吐いていた。
タピオカブームと新型コロナウィルスを一緒にするのもどうかと思うが、
まだ感染が拡大していない地域の方もタピオカブームより速いスピードで新型コロナブームがやってくると思って備えて欲しい。

 

体や心の備えが必要だと述べたが「物の備え」も大変重要である。
「買い占め」を推奨しているわけはないので決して勘違いされないように。

感染対策のためにも極力買い物に行く回数は減らしたほうが良い。
自分や家族が感染して隔離生活になった場合に備えておくべきである。
感染症は誰でもかかる病である。
何度も言うが、ドーシャがどう、体質がどう等は感染症には関係ない。

「塾長、どれぐらい備えればよいですか?」
「何を買っておけばよいですか?」
などとは聞かないで欲しい。

必要な物、必要な量は人それぞれ違う。
家族構成によっても違う。
隔離になっても近所に食料を運んでくれる家族や友人がいる場合
逆に、一人暮しの方や近所に誰も助けてくれる人がいない場合

など
それぞれの状況や環境によって量はかわってくる。
自分のことは自分で考え、自分で守るしかない。


あえて言うなら、物を買う前に「物の整理」と「自分の頭の中の整理」と「心を落ち着かせてから」にしよう。
物と頭が整理できていない、心が落ち着いていないと無駄なものを買ってしまいがちだ。
逆に買う必要があるものを買い忘れてリスクをおって買い物に行く羽目になる。
それから、少し未来のことも想像して買い物に行こう。
経済をまわすことは必要だが、今は無駄を省き賢く物をそろえよう。
残念ながらワクチンや特効薬が出てこない限り経済は不景気まっしぐらだ。
節約は身を助ける。

 

自宅にいる時間が増えた方は、

良い機会なのですでに実践されている方も多いと思うが断捨離や大掃除はどうだろうか?
その後に必要なものを買いに行こう。

 

今、私達は地球希望で意識の大変容が求められている。
大きく世界は変わろうしている。
人間の悪い面、社会の悪い面がたくさん浮き彫りになり淘汰、浄化されている。
この新型コロナウィルスによってみなさんも何かしら生活や価値観がかわったのではないだろうか?

本当に自分にとっているもの、いらないものを見極め本当に必要な物だけで生きて行こう。
執着や欲望を捨てた人が肉体面でも精神面でも経済面でも生き残れる。

 

断捨離、大掃除をおススメするのにはもう一つ理由がある。
チャラカ・サンヒターによる感染症の治療法の一つに「縁起の良い場所に住む」というのがある。
今から縁起の良い場所を探して引っ越しするのは大変だ。
お金も時間もかかる。
それに、今は移動しては絶対にいけない。
わざわざ縁起の良い場所に引っ越さなくても自分で縁起の良い場所を作ることができる。
それは、自分の家を縁起の良い場所にすることである。
自分の家は自分を敵から守ってくれる砦である。
家を神社やお寺のように整理し美しく磨き上げることで縁起の良い場所になり、
結界を作ってくれ自分を守ってくれる。

この時を乗り切るのは、手もそうだが体も心も環境も「清潔・清浄」であることだ。

 

また、掃除は瞑想でもある。
修行僧の生活は8割が掃除だそうだ。
掃除が修行であり自分の煩悩をゴミと一緒に掃き清めるそうだ。
確かに、一生懸命、窓掃除や風呂掃除をしていると余計なことを考えず無心で磨いていることがある。
無心でなくても汚れを落とすことだけを考えていると嫌なことイライラしていることを忘れてしまうこともある。
きれいになった窓や風呂をみると気持ちがすっきりし達成感で心が満足する。
掃除は心の落着きになるので、心が不安定になっている方、イライラして瞑想ができない方は是非とも掃除をしてみて欲しい。
いきなり大掃除をするのではなくて一か所からやってみて欲しい。

 

それから、人間を物扱いにすることは良くないが人間も物質である。
みんなで協力しあわないとこの事態を乗り越えることはできない。
もし、自分が感染した時に助けてくれる人達は必要である。
もし、自分が死んだら引き取ってもらう家族や知人が必要になる。
なにかあった場合、家族、友人、恋人などとのよい人間関係が必要だ。
物はぶっちゃけ今は大抵の物は手に入る。
良い人間関係は一朝一夕ではできない
日ごろの人間関係がとても大切だ。

有事には人の本来の人間性がでる。

良い友達や恋人かはその人の問題ではなく、

自分に見る目があるか、ないかだ。

 

 

とはいえ、家族の関係は根深いし難しい。
家族とは一緒にいる時間が増えた方も多いであろう。
一緒にいる時間が増えてストレスがたまっている人もいるだろう。
家族の場合は、コロナだからというよりかは、

コロナの前から関係に問題があることが多い。
一緒にいる時間が長いからこそ、あらため関係を見直す時期だと思う。
離婚や別居をすることを薦めているわけではない。
夫婦や親子、兄弟というのは、一緒にいることに意味がある。
一緒にいることで何かを学び成長しなければならない。
間違えてはいけないのは「相手を成長させること」が「あなたの仕事ではない」ということだ。
相手から自分が学び、成長することが重要である。
我慢することがあなたに必要な成長なのかもしれない。
一言いってしまうことをやめるのがあなたに必要な成長なのかもしれない。
言いたいことをちゃんと伝えることがあなたに必要な成長なのかもしれない。

相手から成長させてもらおう、と思い接していこう。

 


こんな時だから無駄にダラダラ過ごしたり不安や怒りだけで過ごすより、
人間関係も含めいろいろな物を整理してみよう。

そして、多くのことを学び、成長しよう。

そして、この新型コロナウィルスが終息したら、

前よりステップアップしていることを目指そう。

 


おまけ
塾長の独断と偏見!

感染が広まっていない地域の方にご用意しておいてもらいたいもの。

「体温計」と「体温計の電池」
都内と神奈川県は「体温計」が売り切れている。
体温計はどの家庭でも大抵1本はあると思うが、

ついでに体温計の電池(L41というボタン電池が多い)も予備を用意しておこう。
万が一にも感染した場合、体温の報告ができないと取り合ってもらえない可能性が大である。
イザ!という時に体温が測れない!などとならないように備えておこう。

塾長宅では相方とともに3月から朝・昼・晩、体温を測って記録している。
もし、感染した場合に日ごろの体温や体温の変化が報告できるようにしている。
しかし、毎日、測っていたら電池がなくなり電気屋さんに行ったら売り切れで100円ショップで売っていたので事なきを得た。

電池が売り切れとは盲点であった。


昔ながらの水銀体温計が電池の心配もなく一番良いのかもしれない。
実家のタンスとか整理したら水銀体温計が発掘されるかもしれないね。
我が家は10年ほど前に両親の遺品整理をしたら、なぜか3本電子体温計がでてきた。
捨てずにとっておいたら遺品体温計3本が現在大活躍中である。
寝室やリビングに置いていつでも測れるようにしている。

測り忘れがなく便利である。
物をため込んでいた両親に今頃感謝している。

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↑遺品体温計

同じメーカーが二本。。

謎である。