アーユルヴェーダ塾ジュニャーナ塾長日記

アーユルヴェーダについて学ぶアーユルヴェーダ塾ジュニャーナを主催している「塾長」が古典書にもとづいたアーユルヴェーダのお話を日々綴っています。

優しい気持ちを広げすぎない

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

 

優しい人、素直な人、健康意識の高い人のありがちな傾向。

みんなの事を心配して様々なネット情報をSNSでシェアしたりチェーンメールを鵜呑みにして拡散する方がいる。

 

 

他者を思いやる心は本当に素晴らしい。

今の日本や世界に必要なことは「他者を思いやる優しい気持ち」である。

 

しかし『情報の拡散』と『思いやる気持ち』は別だ。

新型コロナウィルスは新型である故、

本当のことはまだ誰にもまだわからないし、

この先どうなるのかはわからない。

世界の超〜頭が良い人たちが絶賛考え中だ。

今ある情報が正しいのか、正しくないのか、

なんて、我々素人ごときにわかるはずがない。

新型コロナウィルスは最初は若者や子供は感染しない、感染しても重症化しない、

と言われたが、今は若者や子供も感染している。

最初の話はなんだったんだ、という感じだ。

 

強靭なメンタルをもっている人

もしくは

超ウルトラ鈍感な人

以外は情報のシェアや拡散はやめておこう。

 

なぜなら、

情報をシェアするために底無しの情報の沼にドンドンはまり込んでいく。

毎日新しい情報がでてくる。

一緒にデマやフェイクニュースもでてくる。

気がつかないうちに沼から抜け出せなくなる。

情報に一喜一憂し心が揺さぶられる。

心は物質だ。

物は使い過ぎれば傷み、最後は壊れる。

 

自分がシェアした情報がフェイクニュースだったりチェーンメールだったと気づけば、

自分がやってしまったことに心は傷つく。

あなたの情報がデマやチェーンメールだったとしても、

優しい友達はあなたを傷つけないようになにも言わないかもしれない。

友達はあなたの行動に悲しんでいるかもしれない。

友達はあなたに呆れてるかもしれない。

友達はあなたが流す莫大な情報に疲れてしまっているかもしれない。

そんな友達がいるかもしれないと気がつけば、あなたの心が揺れ動き、疲れてしまう。

 

新型コロナウィルスは簡単には終わらない。

感染者数はワクチンや特効薬ができない限りは増え続ける、とみんな気がついている。

医療が脆弱な国からの情報も増え、悲しいニュースも増えることもわかっている。

感染者が増えると亡くなる方の数も増えることもわかっている

それは必然だ、とみんなすでに理解している。

善意で一生懸命情報をシェアし続けても増える続ける感染者数に心が負ける。

また、世の中には一定数のおバカもいる。

こんなに自分は頑張っているのに、

言うことを聞かないおバカのニュースにイライラさせれる。

そして、怒りも心を疲れさせる。

 

優しい人は自分のまわりだけや日本だけではなく世界中の人々の幸せと健康を願ってしまう。

優しい気持ちを広げれば、広げるほど自分の無力さに心が折れ最後には崩壊する。

優しさや思いやりは大切だ。

しかし、あなたの優しさや思いやりが、

あなたの繊細な心を壊していく。

心が病気になると、

眠れなくなったり、

ご飯が食べられなくなったり、

逆に過食になり、

生活が乱れ、

オージャスが減り肉体の病気になる。 

正しい判断ができなくなる。

自分の課題や役割(ダルマ)ではないことまでに範囲を広げると心が崩壊する。

メンタルが最強で何を言われても、

何が起きても壊れない心をお持ちなら良い。

超鈍感で何も気が付かないのなら良い。

しかし、みなさんは最強メンタルを持っていないし超鈍感でもないはずだ。

 

まずは情報は少なくしょう。

確実な情報元から得るようにしょう。

そして、得た情報は自分だけにとどめておこう。

不安や心配が強い家族がいる場合には、

情報量をあえて減らしたり、言い方に注意して不安にならないようにしょう。

自分や家族だけのことに集中して、

今、自分ができること、

今、やるべき仕事を粛々とやろう。

当たり前のことをただ当たり前にやる。

今はそれが世の中とって一番良い行いだ。

 

新型コロナウィルスにかからないのはもちろんだが、

今は医療機関にお世話にならないように他の病気や怪我にも注意しょう。

 

そして、家でできる楽しみをみつけよう。

頑張っている人、苦しんでいる人がいるのに楽しんではいけない、など思ってはいけない。

あなたがあなたがやれることをやり、肉体的、精神的に元気であること。

これが結果的に世界を救うのだ。

 

情報を探してシェアしまくることがあなたの仕事ではない。

 

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