アーユルヴェーダ塾ジュニャーナ塾長日記

アーユルヴェーダについて学ぶアーユルヴェーダ塾ジュニャーナを主催している「塾長」が古典書にもとづいたアーユルヴェーダのお話を日々綴っています。

年齢なんて取るに足らない

こんにちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

 

日本人は年齢にとらわれて過ぎているような気がする。

 

◯歳までには結婚しないと

◯歳までには子供を産まないと

◯歳だから諦めた

...などなど

 

日本とは逆にインドは年齢はあまり気にならないようだ。

日本のように戸籍制度や国勢調査の制度が整っていないと言うのもあるが、

自分の年齢がよくわからない人、

自称123歳とかホントかいな?

と言う人がザラである。

 

年号などもあやふや。

あのインドが生んだ偉大な方ブッダでさえ生誕年がはっきりわからない。

ブッダがいつ生まれたのか論争がはじまったのはごく最近のこと。

しかも、インド人が言い始めたのではなくインドや仏教研究をはじめた西洋人だそうだ。

インド人は別にブッダがいつ生まれたのかなんか気にせず何千年もきたのだ。

 

聖典もたくさんがある。

しかし、いつ頃書かれたものなのかはっきりわからないものばかり。

 

いつ生まれたか、いつ書かれたかなんてどうでもよいのだ。

立派な教えを説いた人であるかや書かれた内容が大切なのだ。

要は『中身』が大事なのだ。

 

かと言って数字をないがしろにしているわけではない。

インド占星術では生年月日はもとより生まれた時間も場所(緯度経度)まで重要視している。

ゼロを発見したのはインド人だ。

インド式算数もあり数字にはやたら強い。

縁起のいい数や日にちなども大事にしている。

 

時間の概念も古代インドからある。

早くから時間をカーラといい神格化した。

カーリーというインドの神様がいるがカーラが語源だ。

秒、分、時間、年はもちろんだがカルパ(劫)という単位がある。

計算方法がいろいろあるのだが1カルパは約43億年でブラフマー神の1日が1カルパでありブラフマー神の1年は720カルパ。

約311兆年らしい。

そんなとんでもない年数からみたら人間の年齢なんて取るに足らないものなのであろう。

 

また、輪廻転生を信じているので歳くって死んでもまた生まれ変われば若くなるやん、と思っていてるのかもしれない。

創造、維持、破壊というサイクルが、

生まれ、生き、そして死を向かえるサイクルとして人にもあり、

これをずっと繰り返し続けていると信じれば、今の年齢などに意味を感じないのかもしれない。

今の年齢のことや今世の未来よりも来世に人間に生まれ変わることの方が重要なのかもしれない。

 

様々な理由で日本人と数や年齢の捉え方が違うのだろう。

 

年齢は実生活をする上で人間が便宜上作ったものでしかない。

年齢にとらわれ過ぎて自分を苦しめない方がいい。

 

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カーリー神