アーユルヴェーダ塾ジュニャーナ塾長日記

アーユルヴェーダについて学ぶアーユルヴェーダ塾ジュニャーナを主催している「塾長」が古典書にもとづいたアーユルヴェーダのお話を日々綴っています。

アーユルヴェーダから風の時代を考えられるか?

こんんちは。アーユルヴェーダ塾ジュニャーナの塾長です。

 

風の強い日が何日か続いたので「風」について考えてみた。

 

西洋占星術では2020年12月22日から「地の時代」から「風の時代」に突入したそうだ。

土星が風の星座である水瓶座に入ったとかなんとか...

塾長は占星術はまったくのド素人。

詳しいことは占星術が得意な方に聞いたりご自身で調べていただければと思う。

インド占星術ではどういうのかもわからない。

インド占星術はサイデリアル方式、西洋占星術はトロピカル方式と言って見方がちがうので違いがあるだろう。

 

確かに占いウンヌン関係なく昨年は新型コロナウィルスによって大きく価値観が変わった。

西洋占星術的には昨年は風の時代に突入する前段階として様々な変化があったそうだ。

「時代が変わった」と誰しもが実感したのではないだろうか。

 

「風の時代」というのは、

物に縛られない

型にはまらない価値観

一か所にとどまらない

と言った「自由」でフレキシブルな世の中になっていくそうだ。

リモートや5Gが一気に進んだのは風の時代の影響だそうだ。

 オリンピック組織委員会の会長の交代劇なども新しい風なのか?

前会長は土というか岩みたいなドーンとした感じだったが、

新会長はスピードスケートと自転車の元選手。

どちらも風を感じるスポーツなのもおもしろい。

急に流行りだした音声SNSアプリ「Clubhouse」なんていうのも風の時代の影響か?

後述するがアーユルヴェーダでは風は言葉に関係する。

 

アーユルヴェーダの元祖教科書のチャラカ・サンヒターには「風」について書かれている。

 「風」を古代インド人がどのようにとらえていたかのかチャラカ・サンヒターから理解することができる。

読んでいたら色々と「風の時代」にリンクするのではないかと思った。

西洋占星術や「風の時代」の理解を深めたい方は参考になるのではないかと思った。

もし、占星術が得意な方や好きな方がいらしたらアーユルヴェーダやチャラカの視点で風の時代をどう解釈できるかぜひ教えて欲しい。

 コメント欄でもいいしメールでもOK

ayurvedacramschooljunana@yahoo.co.jp

 

自然界の「風」が正常な時

  • 大地を支える
チャ
  • 火の燃焼を盛んにする
  • 太陽・月・星宿・惑星の恒常な運行(天体の動きは風によるものと考えていた)
  • 雲を生じ、雨を降らせる
  • 川の流れを促す
  • 花を開かせ実を結ばせる
  • 萌え出る物を発芽させる
  • 季節を分ける
  • 5大元素(空・風・火・水・土)に様々な方をとらせる
  • 5大元素の量と形状を顕現させる
  • 種子を発芽させる
  • 穀物を成長させる
  • 湿潤を防ぐ
  • 乾燥させる
  • 形状の定まっていないものに形状を賦与する

 

自然界の「風」が異常な時

  • 山の山頂を揺り動かす
  • 樹木を根こそぎにする
  • 海洋を波立たせる
  • 湖水を氾濫させる
  • 河を逆流させる
  • 大地を揺り動かす
  • 雨雲を膨張させ霧・雷鳴・砂塵・砂礫・魚・蛙・蛇・灰塵・血・石・稲妻を大量発生させる
  • 6季節を破壊(インドは季節の分け方は6つ)
  • 作物の不作をもたらす
  • 生物に疫病(伝染病)などを蔓延させる
  • 生類を滅亡させる
  • 4つのユガの終末をもたらす雲と太陽と風を生み出す

                     (参照:インド医学概論 矢野道雄)

 

 

さらに、ドーシャのヴァータは空と風だ。

ヴァータ・ピッタ・カパの中でヴァータは1番重要なドーシャである。

風は目に見えずとらえどころがないのでコントロールするのが難しい。

しかし、

それ以上に呼吸、心臓の動き、排泄、脳の働き、心の動き、言葉、等々...

生物が生きる上で非常に大切な部分をヴァータが担っている。

その重要さは風をヴァーユ神として神に例えていることからもわかる。

ヴァーユ神はヴィシュヌ神だと言い、ヴァーユ神こそ神とまで言っているほど重要視している。

 風の時代は神レベルなすごいことが起きるのかとワクワクもするし恐怖も感じる。

 

チャラカ・サンヒターにはヴァータについて以下のようにも書かれている。

 

ヴァータが正常な状態にあるとき

  • 身体及び身体器官を保持する
  • 様々な運動作用を促進させる
  • 思考器官をコントロールする
  • すべての感覚機能を活動させる
  • 身体各部位の結合をもたらす
  • 言葉を発する
  • 喜びと熱意の母体
  • ドーシャを枯れさせる
  • 老廃物を体外に排出させる
  • 経路を作る
  • 胎児の形成
  • 生命持続の原因

 

ヴァータが体内で悪化した場合

  • 病気で体を苦しめる
  • 力、容色、幸福、寿命を破壊
  • 心を乱す
  • 感覚器官を阻害する
  • 胎児を死亡させたり、奇形にしたり、発育を遅らせる
  • 恐れ、悲しみ、迷妄、気分の落ち込み、錯乱状態を起こさせ死に襲われる

 

西洋占星術とは言えアーユルヴェーダ占星術と切っても切れない関係。

よい風が自然界や体内に吹いている時は自然界も肉体も快適な生活ができる。

自然界、体内の風が嵐になると自然界も肉体も崩壊してしまう。

風にうまく乗れれば高くどこまでも飛べる。

風にうまく乗れないと糸の切れた凧のようにフラフラしたり墜落してしまう。

チャラカの教える風と西洋占星術も活用しながら色んな意味でいい風を吹かしていきたいと思う。

 

みなさんはどんな風を吹かしますか?

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